二ホンミツバチの未知なる世界にときめいた
二ホンミツバチは日本在来の野生種。これは夫婦で沼りそうな予感…?
「かわいくて、ずっと見てられる」―趣味で二ホンミツバチの養蜂を始めたその人は、巣箱にライブカメラを設置し、ミツバチを眺めるのが癒しの時間。さらに「二ホンミツバチの蜂蜜は貴重だから、売ればちょっとしたお小遣いにもなるよ」とも。
そういえば、前々からうちの夫(環境学習講師)も「二ホンミツバチを飼ってみたい」と言っていたっけ。
ライターの仕事で、セイヨウミツバチの養蜂は過去に何度か取材したことがあるけれど、野生種の二ホンミツバチは、趣味でやっているという話をたまに聞く程度。セイヨウミツバチとはどこが違うの? 蜂蜜はどんな味がするんだろう?
採蜜から環境保護まで、飼育のスタンスは人それぞれ。最近は密かに注目度アップ!
未知なる二ホンミツバチの世界に、がぜん興味の湧いてきた私。
図書館で何冊か本を借りて読んでみると、採蜜を目的とした昔ながらの養蜂技術を紹介するもの(そもそも、外来種であるセイヨウミツバチが普及する以前は、二ホンミツバチを養蜂してハチミツを採取していた)から、豊かな森づくりをめざして二ホンミツバチの保護・育成を提唱する人も。ひとことで二ホンミツバチと言っても、スタンスは人それぞれのようです。
また、これまではどちらかというと「定年後の趣味」というイメージが強かったようですが、最近は、都心のビル屋上で二ホンミツバチを飼育する、テレビ番組「鉄腕DASH!」の影響などもあり、若い人の間でも密かに注目を集めているもよう。
YouTubeを検索すると、二ホンミツバチ飼育の専用チャンネルがいくつもあったりして、驚きました。
とはいえ、本当に自分たちにもできるの? 巣箱の準備は? 設置に適した環境は? など、まだまだ疑問だらけ。
ならば実際の養蜂を見学させてもらおう!ということで、先日、知人に紹介してもらった新城市の養蜂名人を訪ねてきました。
忘備録を兼ねての見学レポートは、次回の記事にて。
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