沙織の忘れられない恋について1
さて、沙織にも【忘れられない恋】はありました。
ツインレイとは別に・・・
コレは、シリーズになります。
嫉妬心というものが、沙織には存在しない。
【複雑恋愛】の経験がないワケでもない。
沙織は、【偽ツインレイ】に当たる人と17年間、恋愛をしてきた。
彼はその間に2回、結婚した。
多分、0日再婚だったと思う。
【複雑恋愛】といっても、プラトニックである。
沙織自身もパートナーや再婚相手がいたときもある。
完全に【都合のいい女】にされていた。
抱かれることすらなく、「女としてみてもらっていない。」
と思っていた。
頭脳目当て、とでもいうのだろうか???
星の彼は、仕事で何か困ったことがあると、沙織を頼る。
それ以外は、放置。
4回、告白されたが、何故か、4回、フラれている。
付き合おうとはしてくれなかった。
連絡も決して、マメではない。
沙織が彼に怒ると連絡が来る。
会って話はする。
仕事で困ったときのブレインとしても話はする。
しかし、それ以上、がなかった。
最初の妻とは長期別居中に知り合った。
沙織の相手は【長期別居中】という人が何人かいて、
【ツインレイ】の彼もそうだったと思う【真相不明】。
ずーっと好きだった。両思いだったと思う。
二度目の妻とは仲良さそうには見えなかった。
しかし、子どもができて、彼は再婚した。
沙織の方が「先に出会っている。」というのもあったのかもしれない。
どちらかというと、略奪された側であった。
会って、話をするだけなのだが、「妻に申し訳ない。」とは何度も思った。「好きだ」とは言ってくれる彼。
進展はなかったけど…
だから、苦しんだが、嫉妬心はなかった。
自信があったのかもしれない。
愛されてはいる。
たとえ、都合のいい女だとしても、彼が頼ってくるのは、沙織だけだった。執着なのか、未練なのか、愛情なのか、憎しみなのか、
気持ちの整理がつかないまま、彼をずーっと好きでいた。
続きます・・・