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スキに救われました。ありがとう

今日、「最近、たるんでるぞ。」と上司から指摘があった。

内部的な記録の入力ミスや課題の未提出が

いくつか重なったのだ。

管理する上司に迷惑をおかけしたことは、申し訳ないのだが

「たるんでいる」という言葉がやけにネガティブに響いた。

私は適応障害とPMSで心療内科に通いながら仕事をしている。

療養するために一定期間休んでしまうと、お客様にご迷惑と心配をおかけするからだ。

もちろん、治療のことは上司にも伝えてある。

いま、まさに月経前の不安定な期間で、約10日くらいは落ち込み、不眠が続く。

そんなときに、冒頭のコトバが降ってきた。


いつもなら、やりすごせたのかもしれないが、今日はダメだった。

たるんでる、っていえばずっとたるんでるんですよね。それが病気だから。

日常、一生懸命ほかの営業マンと肩をならべて、

なんとかゼイゼイ息継ぎしながら

数字を作ってる私を、全否定されたように感じたのだ。


「おっしゃってることは解るし、ミスや未提出でご迷惑をかけたことは申し訳ありませんでした。でも、たるんでるっていう言葉は悲しくなりました」

と上司にラインで送った。

私たちは、言葉で仕事をしている。

言葉の受取りかたは様々だし、それぞれの感覚も違う。すごく気を遣うところだ。

だから、言葉には上司たちもすこしは敏感になってほしい。と伝えた。


返事はこなかった。

明日にでも話さなければなるまい。

真っ暗な車のなかで、携帯をにぎりしめていたとき、

「スキしました」の通知が、そのときに集中してたくさんきた。

もちろん、偶然だろう。

ただの勘違いだろうけど。


私にはその通知が、

「がんばれ!負けるな!」という応援に感じた。

たくさん、たくさんのスキ。通知メールにうかぶみなさんの名前が、うれしくて。

あのとき、たしかに

「スキ」が私の暗くて攻撃的な闇を照らしてくれた。

みなさんにお礼を言いたい。

ありがとうございました。

おかげで、早まった真似をせずにすみました。ほんとに、ありがとう。




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