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育児は大変。だからこそ、気づけた身近なやさしさ

子どもを育てていると、周囲の人の優しさや黙って見守ってくれている人の存在に気づくことが増えた。

子育ては育児書通り、予想通りにいかないことが日常茶飯事だ。「やさしくしよう、穏やかでいよう」と思っても、余裕がなくなった私はイライラ、ピリピリすることも多い。

ここ数ヶ月は、2才の次男の理不尽なイヤイヤ、長男の口答えや挑発的な言動についついカッなることも恥ずかしながら多々ある。「あぁ、子ども達は私のことを信頼してくれているのだ、甘えてくれているのだ」と安心し、成長を感じする反面、イライラするものはイライラする(笑)

だって、人間だもの。

特に周囲の人に迷惑をかけかねない言動ならば、当然ながら心にさざ波が立つ。先日は、外出先で自分が欲しいものを買ってもらえない次男が駄々をこねていた。

そんなとき、黙ってとニコニコ見守る見知らぬ年配の女性。さらに「よかったらその荷物、エコバッグにお入れしますね」と颯爽と声をかけて対応してくださるレジの店員の方に「あ、ありがとうございます……!(そして、うるさくしてごめんなさい!助かります!)」と心底感謝が湧いてきた。

私も幼い頃、親や先生など日常で関わる人からはもちろん、こうやって見知らぬ誰かの愛や見守りを受け取りながら大きくなったのだろうな、とふと思った。

この先、子ども達が巣立ち同じような立場になったら、静かに温かく見守れる人になりたいなと思う。

これは、つい2日前のできごとだ。

私はまだまだ、「育児」という嵐の中にいて余裕のない日も多い。そのなかで、家事や仕事、自分と向き合う。

親になりまだ8年目。でも、この今の状況はずっと続くわけではなく、人は毎日少しずつ成長していく。大人も子どもも。

だから大切にたいせつに、周囲の人の感謝を忘れずに過ごしたい。 


ここまで読んでくださったあなた、見守ってくださって本当にありがとうございます。

▼おまけ:祖父と孫の触れ合いを見守る実家の猫

子どもが苦手(多分)ながらも、距離感を取りつつ、静かに見守ってくれていた……気がする。

近くの机の上でそっと座りながら、祖父と孫のやりとりをじっと眺めていた後ろ姿が印象的だった。

猫も静かに、でも確かにその場を見守る存在なのだと感じた。



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さおり
最後までお読みいただき嬉しいです♪ありがとうございます!これからも心を込めて執筆していきます。