14年半勤めた会社を退職しました。
6月末より、14年半働いてきた会社を休職していた。退職交渉を行っていたが、一度休んで、先のことを考えることにした。結果として、9月の有給消化が終わるタイミングで退職することを決めた。
過去noteにも辞めよう、辞めよう、との気持ちを書いたことがあった。結局、会社を辞める決断ができぬまま、2021年を迎え働いていた。仕事と家事育児に必死になる中で、家族という生活の基盤にひび割れが生じていた。足元ガタガタの中で仕事することが辛くなり6月末からお休みをいただいた。39日残っていた有給を消化しながら、約3ヶ月休んだ。
有給消化を終えるタイミングで、復職するのか、退職するのか、さらに休職するのか、3択となった。
わたしは、退職することを選んだ。
退職を決めた時の心の整理
休み期間に子どもと、家族と過ごしたゆとりある時間を、心を、今後も持ち続けたいと思った。
仕事は好きで、この先も長く働いていきたい。働き方を変えるなら早い方がいい。人生で一番若いのは今だと思った。
27歳で転職して14年半、がむしゃらに働いた。上を目指せばきりがないが、「稼ぐために働く」からは、一旦降りてよいと決めた。夫は心穏やかでいてほしいと願っていた。
会社を辞めても、自分の居場所があると思えた。note、サークル、キャリアコミュニティなど、自分の考えや思いを発信、共有し、双方向のコミュニケーションがとれる場所があることは心の支えとなった。
会社を退職したら、自分は何ものになるんだろうと不安だったが、「フリーランス」とか、会社を辞めた状態に何かしらの名前をつけてしまえばいいよと教えてもらった。すると、あっさりと不安は消えた。そうだ、フリーランスになるんだ!また、名前は変えていけばいいんだ、と思えた。
退職後の進路を明確に決めてはいない。こんなんで辞めて大丈夫か?との不安もあった。やってみたいことは沢山ある。だったら、期間を決めて、その期間にも名前をつけて過ごせばいいよ、と教えてもらった。「退職後、半年くらいはフリーランスとして、様々なコミュニティに属しながら、興味あることを学びチャレンジする期間」にすると決めた。
↓不安に名前をつける、について探した記事です。
退職後の自分の人生における位置付けと、やることをある程度決めた。そして、会社を退職することのメリット・デメリットをもう一度整理する。その上で、自分が望む生き方は?
新たな一歩を踏み出すことだった。
直感で生きてもいいと言ってもらえて
退職について報告していく中で、「なぜ辞めるのか?」と必ず聞かれる。決意するまでの過程は上に書いた通りだが、聞き手が納得する回答は何なのか…と考えてしまう。答えた退職理由に納得してもらえなければ、決断をした後なのに、その決断を責められてしまいそうだ。
そんなことを考えていた今朝、野本さんの投稿を見てホッとした。
そう、直感で「次行こう!」って思えたのだ。
本当にいろんなことがあって、いろんなことを考えた。最後決める時は、「今がその時な気がする」。これって、直感だ。
今、自分が大切にしたい時間を優先して、楽しいと思えることに時間を費やして生きていきたい、そう思った。
いろんなコミュニティに参加し、多様な経験や価値観をもつ方々と交流する中で、自分の特徴や強み、学びたいことがわかってきた。
経験を活かせることも、経験を捨て去ることも、やりたいことをやってみようと思う。
自分に遠慮せず、バカ正直に生きていく。
退職を決めた日、noteさんから、♯キャンプの話をしよう に応募した記事の受賞メールが届いた。「人生には遊びが必要」って自分で書いている。noteさんも、わたしの旅立ちを応援してくれている。勝手にそう思えて、嬉しかった。
40代、これから人生第二章のはじまりだ。