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参禅堂の基礎工事完了。
小さなお堂ですが、わたしにとっては一大事業であります。
その基礎が昨日までに出来上がりました。
鉄筋コンクリートのベタ基礎は地震に強く安定的です。
これからの100年を支える礎であります。
これぐらい大見得を切ってもバチは当たらないでしょう{笑
いやあ、ほんとに喜んどるわけです。
なにしろ来月11日には建方という一大イベントが待っております。
六人が坐れる参禅堂の上棟式。上等やないですか。
玄関入ったら真正面に観音様をお祀りしますから観音堂でもあります。
目にみえるわけです。
大勢の仲間が口々に「おめでとうございます」と集まって、
ペコペコと頭を下げてまわる。
「おおきに、ありがとうございます」
これからの100年間に、どう変わっていくか?
それは全て自分次第。
わたしが死んでも誰かが後を継いでいきます。
その土台づくりを今やっとるわけです。
今日は話すように書いております。
書きながら泣けてきます。
今日までと明日から。
何かをせんならん、と思ってはじめた参禅堂。
これしきのことは誰だってできるでしょう。
お金は徹底して「使い方」にあると思っとります。
「稼ぎ方」じゃないわけです。
何にお金を使うかが自分を決めるのではないですか?
いろんなことがありますよ、そりゃ。
生きておれば苦しいことばかりかもしれません。
お釈迦さんは「一切皆苦」とおっしゃった。
でもね、たま~に嬉しいことだってあるでしょうに。
そういう嬉しいひとときを宝物にして生きていく。
悲しいときにも、その悲しみをしっかり抱く。
辛いときには、じっとその辛さを抱く。
自分をしっかり抱きしめてあげる。
そういうのが基礎じゃないかな。
コンクリートは砂と砂利をセメントがつないでいます。
なくてはならないのが水です。
そうやって固めていくのが基礎です。
今日は参禅堂の基礎が完成したので、
朝の法話みたいに書きました。
坊さん臭くて申し訳ありません。
いや、これでも僧侶ですから・・・
きょうも一日穏やかに過ごしましょう。
たとえ外は雨が降りしきっていても。
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ご覧頂き有難うございます。
今日4/24は私の父の命日です。
この記事を父に捧げます。合掌
念水庵 正道