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禅の道(75)継続が力なり

継続が力なり

「継続は力なり」という言葉はよく耳にしますが、私がここで伝えたいのは、客観的な一般論ではなく、継続そのものが力として実感されるという主観的な体験です。言い換えれば、継続すること自体が、その瞬間から力を発揮し、未来を変えていくということです。

朝活と日記の力

朝活が広がって久しいですが、その中で私が特に重視しているのが日記です。多くの場合、日記は過去を振り返るものとして語られますが、私はこれをアファーメーション、つまり自己宣言(自己成就的実現)のツールとして捉えています。日記を通じて自分がその日どうありたいのか、何を目指しているのかを明確にすることができるのです。

たとえば、このnote記事もその一環です。私が日々記している記事の多くは、願望や理想を軸にしたものです。「こうありたい」「こうしたい」という思いを短い文章に凝縮し、今日の指針としています。これは単なる記録ではなく、自分自身へのメッセージであり、能動的に日々を形作るための道具です。

継続が生むやる気の源泉

この日記を継続することで、驚くべき成果が得られることを実感しています。それは、日々の小さな積み重ねが、自分の思考や行動に影響を与え、大きな結果を生み出すという経験です。単に記録するだけではなく、毎日自分自身に問いかけ、宣言することが、やる気の源泉となっているのです。

もちろん、継続は簡単ではありません。しかし、その瞬間に得られる力、そして積み重ねによって見えてくる変化は、何ものにも代えがたいものです。日記をつけるという行為が、自分の目標や理想を形にし、やる気を維持するエネルギーとして作用するのです。

今日の指針を見つける

私が提案したいのは、日記を単なる記録としてではなく、自分を導くツールとして活用することです。今日一日をどう過ごすか、その指針を短い文章で示すことから始めてみてはいかがでしょうか。そして、それを続けること。すると、やがて継続そのものが力となり、あなた自身の未来を切り開いていくことでしょう。

今日も、あなた様が「こうありたい」と思う姿に近づける一日になりますように。

ありたい自分であれ。


ご覧いただき有難うございます。
念水庵 正道


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