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禅の道(70)立春大吉
「立春大吉」の意味と禅の教え
新しい一年の始まりを迎え、「禅の道」の新春第一弾では、禅寺でよく目にする「立春大吉」という言葉について、その意味をわかりやすく説明したいと思います。この言葉には、日本の伝統的な文化や禅の教えが込められています。
「立春大吉」とは?
「立春大吉」は、立春の日(現在は正月元旦)に禅寺の門や柱、軒先などに書かれたり貼られることの多い言葉です。一文字ずつに込められた意味を解釈しながら、その深いメッセージを紐解きます。
立春(りっしゅん)
暦の上で春の始まりを意味します。立春は冬と春の境目であり、新しい季節の到来を告げる重要な日です。禅の世界では、自然のリズムに従い、季節の移り変わりを受け入れることが大切とされています。大吉(だいきち)
文字通り「非常に良いこと」「大いなる吉兆」を意味します。「吉」とは、禅の教えにおいて物事が調和し、心の平安が訪れる状態を指す言葉でもあります。
「立春大吉」の教え
この言葉には、「新しい春が訪れ、すべてが吉兆となるように」という願いが込められています。また、禅的な視点から見ると、以下のような教えが感じられます。
転換点を大切にする心
立春は季節の変わり目だけでなく、心の節目でもあります。過去を手放し、新しい始まりに心を開くことで、自然と調和する生き方を促します。吉兆を引き寄せる心構え
「大吉」とは、結果として訪れるものではなく、心の状態を表します。心が平穏で、周囲との調和を保てば、自然と「大吉」の状態が訪れるという禅の教えです。書かれた文字の持つ意味
「立春大吉」という言葉を縦書きで書くと、左右対称になり、裏表どちらから見ても同じように読めます。これには、「内も外も整い、調和が取れている」という禅の象徴的な意味が込められています。
現代に活かす「立春大吉」
新しい年の始まりに、私たちの心にも「立春大吉」の精神を取り入れることができます。具体的には:
過去にとらわれず、未来に対して前向きであること
心を整え、日々の生活に小さな吉兆を見つける習慣を持つこと
自然のリズムに合わせて、生活を見直すこと
「立春大吉」は、新春にふさわしい禅の言葉です。このメッセージを心に留め、新しい一年を穏やかで調和の取れたものにしていきたいものです。
初春や大福茶福梅と昆布
緑茶に梅干しと昆布を入れていただく正月の恒例行事。
母から伝えられた古来からの健康飲料。
今年からは毎日いただくように致します。
ご覧いただき有難うございます。
念水庵 正道
一番多く通るわが庵の通用口です。
お天気に恵まれ雪のないお正月を迎えています。
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にゃんすいあん日記40日目
おめでとうと声をかけると、にゃんと返事した。
こころなしかいつもより元気だ。
たっぷり眠ったらしくおおあくびとせのびして迎えた。
ごはんがわかるのだ。
あしにまとわりついてはなれないが、
たべおわったらさっそくあそびまわる。
いつもの光景だが、あらためて家族をつよくかんじる。
ビリーはカメラをきらう。
ここはへいき。
最近女の子をみるとビリーに見える。
男の子をみるとここに見えてしまう。
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