大江健三郎の訃報を聞いて電子書籍で『芽むしり仔撃ち』を購入する
仕事中に大江健三郎の『芽むしり仔撃ち』が読みたくなった。大江健三郎の初期の長編で、少年たちの無謀さとエロへの願望がつまった小説だったと記憶している。「南」というあだ名の少年がいて、理由は「南に行きたい」といつも言ってるから。とにかく、僕は生命力というのが欲しくなって、それは動画をだらーと見たり、ウマ娘の育成に励んでも得られないものなのだ。そんなことを考えた仕事の帰り道に大江健三郎が死んだことを知った。こういう偶然には全力で乗っかるしかないと、つらつらと書いてみる。
大江健三