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人付き合い

人間の悩みは大きく分けて健康・お金・人間関係・将来の4種類という記事をチラホラ目にすることがあります。

しかしそれらも含めてアドラーは、「人間の悩みは全て対人関係だ」と言っているそうです。

その心は、他者が存在しなければ全ての悩みは発生すらしないというもので、我々は客観的な事実ではなく主観的な解釈で悩んでいるのだということ話になります。

何かしらの発信をしたい人からすると4分類ある方が自分の興味や得意を掛け合わせやすいので思考しやすくなりますが、生きづらさを解消したい人から「対人関係だけです!」と言われた方がシンプルでいいなと思いました。

僕は本を読むのが得意ではないので自分で考えるをひたすらやってきましたが、その経験からしても対人関係の悩みがなくなってからは生きづらさがなくなったと感じます。

自分は一人っ子で虐待とかイジメなんかもあった学生時代だったので、他人を信用するとか甘えるってのは元々苦手なタイプではあるんだけど、学級委員とか部門チーフ的なことを経験させてもらってると他人に期待したり理解してもらおうとするのってホント無駄だなって思うんですよ。

これは私生活でも仕事でもほぼ同じで、自分の中の人としての基準とか出来て欲しいことの基準みたいなものがたぶんそれぞれあると思うんですけど、それが、相手にとってどうでもいいことである可能性もあるから、しっかり噛み合う状態をいちいち求めてたら気が滅入っちゃいます。

それでも上手く折り合いをつけて苦手な人とも共生するのが大人みたいな風潮もありますが、その人と関わらなければその周辺の悩み全部解決するんなら、会社辞めるとか転校するのが最良だと思うんですよね。

もちろんそれ以外の色んな事情もあると思うけど、自分的にはあの人と離れてから精神的に安定していったな〜とかはやっぱり感じるし、その方法をもっと早く取れてたらとか思うこともあります。

先ほども話したように自分は家庭にも学校にも込み合った話をできる人はいなかったので変に強くなってしまってるというか、独自の思考みたいなところに行ってしまってるんですけど、それがたまたま成功者や哲学者と近いところに至ってるから先人の知恵はバカにならないなと思うんですよね。

まぁそれでも本を読む集中力がないので要約したものしか見てないんですけど、こういうときにHSPの気質が少し役に立ってるかもしれません。

難しいことは置いといて実際自分がぼんやりと意識してる対人関係を円滑にする術は、100満点で採点しないことです。

そもそも一人一人採点してる訳じゃないのであくまでも例えですが、さっき話した自分の中の基準を100としたときの80点を最低合格ラインにして、それより上は+αの加点扱いにしてしまうんです。

そして、老若男女問わずそもそも50点超えたら上等くらいにハードルを下げて見守ります。

これなら50点以下でも何も問題じゃないから腹も立ちませんし、ときどき出会う80点を超える人をそれなりに信用して仲良くしてれば仕事も生活も最低限回ります。

これによって、たぶん人生でほとんど出会わないであろう+αが当たり前にこなせる人達、すなわち自分と近い世界観や信念を持ってる人がどれほど貴重な存在がも痛感して大事にできます。

こうやって書くと他人を見下してるようにも感じるかもしれませんが、人間誰しも自分のことしかコントロール出来ませんから、ちゃんと話が通じる人を選抜するのって結構重要なことです。

それに自分がリーダーとか指導役をやるときは特にそうなんですが、その人が自分から変化を起こす種を作ることが大事だなと思っていて、最初は全然期待してないスタンスでいると頑張ろうとする子は考えてる足跡みたいなのが見えてくるんですよ。

そうして60・70と自分的に上がってきたら少し声かけを増やしたりするんですけど、やっぱりそれってちょっと認められた感があって嬉しいくなるからもっと頑張ろうとしてくれるし、何なら凄い仲良くもなれるんです。

まぁ当然期待してないといっても黙ってフォローするとかはしてるし、後輩や新人に冷たい嫌な先輩とは違うから後から仲良くなれるだけですけど、いわゆる王道漫画のライバルみたいな感じで信頼関係は言葉で作るもんじゃないってことなんですよ。

今は仕事ベースで書きましたが、私生活でも最初全然心開いてない人が段々気を許してくれてるって感じたら嬉しいでしょ?

僕の場合外から見ると社交的でしっかりした人ってイメージを持たれやすいので、余計に根っこの甘えん坊な部分とかだらしないところを見せると気を許してる感が出るみたいです笑

よく犬っぽいって言われるので、飼い主とか懐いてる人には従順だけどそれ意外には牙を向くみたいなニュアンスですかね。

あとはプライベートでSNSを全くやらないのも人付き合いで大事にしてることですけど、これは長くなるのでまたの機会にします。

ありがとうございました。

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