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不思議

便座にはO型とU型の2つがある。

今はどこに行っても大体O型であることが多いような気がするのだが、そもそものカタチはO型で、改良品としてU型が生まれたのにも関わらずU型の方が姿を消すというのが不思議だなと思う。

U型が生まれた背景には、O型だと男性が座った際に性器が当たるというのが衛生的に良くないからだったそうだ。

これはみんながみんな経験することではないのですが、便座や便器のふちに体の一部が接触するというのを想像するだけでも嫌な気持ちになるのではないだろうか。

しかし、O型の方が便座の強度が高く、便座ヒーターなどの機能を搭載するにあたってU型だと不便なことが出てきたためO型の方が普及しているのではないかと言われている。

右利き左利き問題などをはじめ、世の中は多数派に合わせたルールや装置が一般化するのが常である。

僕自身この情報を初めて聞いたときはどっちでもいいじゃんと思っていたが、それは他人事だからであって、実際に何度か経験すると違和感を覚えてくる。

ただこれはU型なら絶対当たらないのかと言えばそうでもなくて、便座と便器のふちは恐らく1cmもないので便座を回避しても便器に当たります。

先ほど例に挙げてた利き手問題は最初からわかってる場合が多くのである程度心の準備が出来ますが、当たるかどうかなんて日頃から意識してるわけではないのでその分の不快感が強いです。

強度の問題もあるのであまり深く腰掛けて座ると体重が根本にたくさんかかって割れかねません。

最近は常に座って用を足す男性も増えているらしいのですが、便器のカタチって和式と洋式と男性用以上に改良がされてないなとも思います。

便座が温かいとかウォシュレットやビデなど、やたら機能が追加されてた時期が10年くらい前にあった気がしますが、それ以降はずっと同じ仕様な気がします。

意外と世の中にはそういう、これってもう改良されないの?アイテムは多いです。

例えば傘とかも、折り畳みとかワンタッチとかが生み出されて以降はそれのデザインやサイズ替えみたいなところもあるし、改良の余地なし!みたいなところもことなんですかね。

まぁそんなこんなで家庭用のトイレはO型が多いから困るなって話でした。

ありがとうございます。

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