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ハマって3ヶ月の限界オタクシンエヴァ感想


!注意!
この記事はシン・エヴァンゲリオン劇場版鑑賞済みの方のみご覧ください。
ネタバレしかありません。
また、ハマって三ヶ月と弱小のため考察のこの字もありませんし、間違った知識を持っている
可能性もあります。それでも良い方のみご覧ください。

自分のエヴァンゲリオンの知識について

 エヴァンゲリオンを初めてみたのは2020年12月下旬。観た理由も最低なことにエヴァを知らずして僕は碇シンジの声真似をしていいのか?というとんでも理由。アマプラで劇場版が公開されていたのもありとりあえず序破Qからみることにした。3作みて思ったのはわかるけどわからん。アニメを見る必要がある。いきなりのマリ登場や破でいた加持はどこにいった?そうしてエヴァのためにネトフリに加入、アニメ全話とAirを見返した。尚、漫画版も読みたいところだったがここはまだ未習です、すいません。アニメと劇場版では違うところ(世界線が違うのでそりゃそうだと思いつつ)もあったし、アニメを見ないと掘り下げられていないキャラもいたし、加持がどうなったかもわかった。それでもわからないところはエヴァエリート達の考察や解説の記事、動画を漁りまくった。そうしていくうちに、エリート達はこの結末を8年半も待たされていたのか?どういうメンタルで8年半生きてきたの?と疑問しかない。

①ハッピーエンドで個人的に良かった

 僕は率直に犠牲になった人はたくさんいるが、シンジもレイもカヲルもマリも最後には大人になり最高に幸せなシーンを見せてもらって最高に嬉しかった。庵野監督のことだからどうせみんな死ぬんだ…なんて腹を括っていたのでまさかのみんな生きてる世界線で嬉しくて劇場で涙を流した。シンジくんの満面の笑みを見れてすごく嬉しかった、エヴァに乗って大切な人を目の前で失ったり傷つけたり14歳では背負いきれないプレッシャーを背負ってずっと下を向いて生きていて何度も何度も躓く日々。だからこそ最後笑って次を踏み出せる青年碇シンジ、誰かに引っ張ってもらうわけではなく今度は自ら踏み出し大切な人と共に歩める青年碇シンジ、碇シンジの成長を涙なしで語れない。そしてずっと渚カヲルに幸せになってほしいと深夜に涙を流しながらカヲシンをpixivで漁っていた数週間前の私よ、渚カヲルは人間と今新しいスタートを切っている。こんな嬉しいハッピーエンドで本当にいいのか?終わったあとも余韻に浸りつつ嬉し涙を流していたがあれは同じ世界線?とかわからない…わからないな。という感想を述べる人もいた。え?もしかしてエリート達はやっぱりあのエンドはどうかと思った?僕はすごくよかったけどもしかしたら長年エヴァを追いかけてきた人達には少し違うエンドだったのかもしれませんがどう思っていますか。

②アスカも救われた・・・?救われたよね? 

 エヴァシリーズをみたとき、一番きつかったのがアスカだった。劇場版を初めてみたとき破では使徒に浸食され死にかけ翼をくださいが以降トラウマになった。Airでもめっちゃくちゃかっこいいし頑張ってるのに最後はボコボコにされるし、今回も13号機の無力化のために人間であることを捨てる覚悟で挑んだのにゲンドウに利用されるし毎度毎度酷い仕打ちを受けているなと個人的には思っていた。止まることを許さなかったし許されなかった。でも最後はシンジとマリが救ってくれたと同時に回想?シーンではケンスケが一人ぼっちだったアスカに「アスカはアスカだよ」と言ってくれた。え?まじかよケンスケお前って奴は。そもそも第3村の時点でアスカの全裸みても全く動じないなとは思っていた(ケンスケ28歳だしな)けど、そうじゃなくて、お前がアスカを救ってくれたのか?ケンスケよ。そしてこれは余談だが最後の幸せ絶好調シーンでチルドレンで唯一アスカだけ出てこなかったけど、特典がアスカなのもあったしネタバレ注意ってここにアフターストーリー的なの書かれているのでは!?とウキウキで開封したらエリート向けのエヴァ用語の羅列で東大の入試受けてる気分になった

③碇ゲンドウ嫌いだが経緯を知ってちょっと許した

 今回のすべての元凶碇ゲンドウ、幾度となく自分の計画のためならと人間を振り回し生命を奪いまくったこのクソ親父がと思っておりましたすいません。まさか人間やめるとは。でもずっと人生一人で生きてきてユイという希望を見つけて自分の居場所や幸せを知ったのに失った瞬間人類保管計画してユイと会いまーすってフォースインパクトまで起こそうとしちゃうのはまぁわかったよあんだけ一人だった人生の希望をなくしてしまえばいままで幸福をあまり知らなかった人間ならやらかしかねないよねうんうん、許さん

④8年半かけた作画、世界遺産にした方がいい

 映画をみた率直な感想がこれは8年半かかるわなだった。機械はもちろん背景にも死ぬほどコストかかってるしなにひとつ抜くことのない作画。そしてキャラクターの魅せ方がどこのスタジオも作らない角度だったりアップだったりドキドキするわあんなん。特にマリはやばかったな。いままでまったく眼中になかったのに美脚美尻美顔なんだもん。エヴァに乗ってエヴァ食ってるときの狼みたいに強い顔もたまらなかった。エヴァの戦闘の魅せ方もすごかったな…よくあんなのが思いつく…エンドロールめっちゃくちゃ長かったけどこんだけの方が携わっても8年半かかるんだもんな…人間の作品を作る力ってのに限界なんてないのかもしれない。

⑤わからないところは多々ある

 まだ一回しかみていないこれから気持ち的に五億回見る予定だが今後みていく点で気を付けたいところをあげていく。

・全体的にアナザー・インパクトについてはわからんよな
・冬月はあの時点でなぜLCL化してしまったのか。
・加持とカヲルの関係性(ニアサーの時だろうけど)
・終始マリの存在がよくわかっていない
・最初にパリに物資補給にいったのはその情報しってたから?
 あとその時に現れた使徒?は冬月が作ったヤツだけどあれは
 あそこに来るってわかってたってこと?(曖昧)
・ミサトさんの持っていたシンジと息子の写真、あれってケンスケが撮ったやつ?

⑥しまい

 トウジと委員長が結婚したり加持とミサトの間に息子がいたりとんでも展開だったけどどれも後世は幸せになれそうで本当によかった。最初の綾波が人の心や言葉の意味を第三村で理解していくのもすごくほっこりしたしもう理想がそこにあった。壊れてしまったものもあるけどなによりシンジ君がすごく成長したな…みんなを救ってくれてありがとう。ちょっと一回だけで感想を述べるものではないけれど、本当によかった。ってかなんで終わってんの?終わりじゃねぇだろあれ、続きあんだろ…あのあとの話がおれはみてえよかにふぁんみたいなの作ってくれないかな(くれません)ここまで長々お読みいただきありがとうございました。


ありがとうそしてさようなら、全てのエヴァンゲリオン。

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