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天津 ただの感想

今天津に来ています。
武術を習うためだけど、これがみんな生活もあるので上手くはいかないわけです。予算もあるしなんか言われた場合にとんでもない金額が出ると困るからそれはそれでいいんですけど、習える時間が少ないのは少し寂しいものです。
時間がある分改めて天津市内をぶらついていると、意外とここがイスラム色の強い街だと気が付きます。名物料理は清真菜と言って回族つまりイスラムを信仰する少数民族の一つですが、彼らの料理です。実際そこら中に清真菜の店がありどこもだいたい美味しいです。そしてよく見ると新疆の人も結構住んでいてノンなどは屋台でも売っています。どれも地元のものとして確立されている感があり値段も安いです。

路地に行くとぶどう棚のある古いアパートメントが並んでいたり、洋館があったりおしゃれですが、そのぶどう棚の下で何かおしゃべりしている地元の人の感じなどはまるでトルコの田舎に来たような趣でこれまたイスラム世界を感じさせます。天津と言うのはある意味でシルクロードの西の果てなのではないでしょうか?

そして翻ってみて近代的な商業施設を見ると比較的安くない料理店が軒を連ねていますが最近の流行りもあり南方料理が多いです。上海や雲南の料理のチェーンがならび、外国の例えば日本の店なども出店しています。
人を見ているとやはり家族連れなどはこちらにたくさん来ています。
恋人や夫婦での利用はどちらかといえば前者での利用をよく見かけてその辺りに生活の違いを強く感じました。
また天津弁は市内では圧倒的に強くて、公共交通機関などではおおよそ聞こえてくるのはかなり天津弁でした。天津の言葉のリズムはかなり特徴的で聞いていて面白いのでなんとなく街ブラするのはかなり面白いです。次はもう少し天津の言葉の勉強もしたいと思います。

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