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24時間営業について|本当に必要なものは何か

普段は節約のためにコンビニは使わずにスーパーまで買い物に行くようにしています。

例えば、同じコカ・コーラ1.5Lをスーパーで買うと200円前後で買えますが、コンビニで買うと300円以上かかります。

どちらで買っても中身は同じなのであればスーパーまでわざわざ行く価値があるのは明白で、それを続けているとコンビニでコーラを買うことはもはや贅沢で痛みを伴うほどの感覚になります。

このように過ごしているとコンビニへの依存から脱却することになります。そして日々の生活で倹約を実践することができるようになると、日本の飲食や小売りに多い24時間営業の店舗の在り方に疑問を持つようになります。

2017年にロイヤルホストが24時間営業を廃止し、2020年にはすかいらーくグループが24時間営業を廃止しました。もしかしたらこの流れはコンビニにも波及するかもしれません。

そもそも創業当時のセブン-イレブンは名前の通り夜11時に閉店するチェーン店でした。開店は朝7時、だからセブン-イレブンなのです。

こういった流れをふまえると、やはりここまで過剰に便利なサービスを提供しなくても良いのではないかと思ってしまいます。

しかし、先日僕が体調を崩してしまった時のことです。熱が39度近くまで上がってしまい、一日をほぼ全て寝て過ごす休日を過ごしていました。

日中はずっと眠っていたため、夜中に目が覚めた時に水分補給をしようと思ったのですが、ポカリスエットを切らしていました。そして食欲が少し戻ってきていたので何かを食べたくなっていたのです。

その時に自宅近くの普段全然使わないファミリーマートに行くことになり、少し高めのポカリスエットとプライベートブランドのレトルトカレーとパックご飯を買い、手間と体力をかけることなくその日の営業補給を無事に果たします。

身体が弱っていたからか、その時のファミリーマート店内の雰囲気はやけに落ち着いて感じ、レトルトカレーもなんだがいつもより美味しく感じます。

この時に感じたのは紛れもない24時間営業によるコンビニの価値であり、スーパーに支払う金額より割高だったとはいえ支払った分だけの価値を充分に感じることができたものです(プライベートブランドに関してはコンビニで買っても安い)

夜中にファミレスやマクドナルドが開いている必要性はないかもしれませんが、この様に風邪をひいている時にコンビニが開いていると非常に助かるのは事実です。

労働力が不足していくことが避けられない現代社会において、何が必要で何が不要なのか、社会全体で考えるべき時が迫ってきていると感じます。

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