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父親の教え

僕の父親

僕の父親は破天荒でした。ものすごい変わった不動産屋で、朝3時から準備を行い、8時から営業開始。昼には仕事終わって、昼からは家族とゆっくり過ごす。

それで、とあるメーカーの西日本一の代理店でした。

合理的というかなんというか。しかし、非常に「型」を。それも、不動産屋をやろうと決めた時に定義した型を大切にする人でした。

型の時代

今はもう、型の時代ではないのかもしれない。一様に何かの型を採用すれば乗り越えられる、なんてことはないかもです。しかしながら、自社の、自分の今に合わせた型を定義する必要はあります。

父の教え

そんな父の教えです。

いいか。不動産屋の手数料は3%だ。
不動産屋が3儲けて、売主や買主が97儲ける。これが不動産屋の仕事だ。
それじゃ儲からないって思うだろう。ただな、うちは3%を300人に提供するんだ。

さらに

提供する相手が10人なのか100人なのか
売れれば売れるほど発見や気づきがある
だから、勉強もしながら仕事もしながら、バランスを考えつつ成長しろよ

こんな人でした。
ちなみにこれは、何度も聞かされましたが最初に聞いたのは僕が中学生の時の話です(汗

ワークライフバランス

僕も今の歳になって思います。
一生懸命契約をとるために追いかけてた頃は、結構勉強してました。契約を取れないから時間があるからですね。
ところが、契約をどんどん取れるようになると時間がなくなるんです。契約をしなきゃいけない。契約前の調査をしなければならない。打合せ、引渡し、アフター。既存顧客も増え続け。ある日、ゾンビのように契約数「だけ」を追って、インプットがほぼされておらず、サービス品質も下がってる(例えば二者同時に契約したりして悦に浸ってた。今思えば失礼だな)。

型を作ろう

朝3時に起きてインプットする
8時から計画したルートのお客様に訪問する
昼から仕事したり遊んだりする

これで、父のパフォーマンスは最大だったのかもしれない。自分より遥かに働いてないけど、遥かに数字を残してた。

インプット、アウトプット。
どちらに偏ってもいけない。
自分なりの型を作らなきゃいけないなと思います。

契約1件目と1000件目

契約で言えば、はじめてのときと1000件目と、どちらが習熟してるでしょうか。
当然ですが、時間が過ぎるほど上手になりますよね。
たまに考えます。
「最初の頃、すげーあぶなっかしかったなあ」「下手くそだったなあ」
と。

コンサルの仕事

コンサルの仕事も同様です。
「いやあ、去年の今頃は下手くそだったなー。」
と、いま、猛省してます。いやごめんなさい。あまり反省してないです。
ただ、値上げや効率化しているので、サービス単価的には一致してるのかもしれないですね。

会社の旗印

そんなこんなで、当社の、いや僕の旗印を決めました

「一年前のお客様には申し訳なかったなー」
と、毎年思える会社にしよう。

とにかく、成果と成長を繰り返して、過去の自社では提供できなかった価値を提供できる会社に。
当社の儲けは3%。お客様の儲けは97%。それを100社に適用する。

なかなか強豪の無いサービスなので、さらにさらに深掘りしていこうと思います。

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