たくさんのコンサルをするわけ
昨日、宴会で
「そんなに仕事してどうするんですか!?」
と言われた。
僕の事をよく知る、その場に一緒に居た方は
「この人はお金とか、そんな軸で働いていない」
とフォローしてくださった。
その時にはお酒の席だったのでちゃんと返答出来なかったので、noteにまとめてみたいと思った。
たくさんのコンサルをする事
たくさんのコンサル。
数字でいうと、30~40社。スポットで1-2か月に一度の電話などもあるから正確にカウント出来ていないけど、それくらい。
その中でいつも聞かれる事に
「記憶飛びませんか?」
とか
「名前覚えられますか?」
と、案件管理などの話しに関心が行きますが、基本的にそれらは出来ている方だと思います。言い方を変えれば、それらの必要性が少ないスポットでの業務を連続的に行っているだけ。という事になります。僕のコンサルを受けた事ある人はわかるでしょうが、その場でドキュメント作ったり録画したり、プログラム組んだりするからあまり記憶に頼らないようになっています。
ただ、リスクありますよね~。予定が飛んだり、かぶったり。年に何回かあったりします。。。
リスクとリターン
リスクは前述の通り、数多いから、バタバタしますね(笑
あとどうしても業種問わずになってしまうので、スペシャリスト感が薄いかもしれません。
そしてリターンですが、やっぱり一番は「経験値」かなと思います。これが最も大きい!
先日のとある機関でのやり取り
先日、とある仲介機関に、僕のプロフィールを見せてもらいました。2年前に出したものです。
2年前の時点で、そのさらに2年前から伸びた業績を書いていました。
〇業:売上6000万円➡1.3億円
△業:創業初年度〇千万→売上1.1億円
□業:工程がストップ・倒産の危機→新規顧客20社獲得。黒字化
そんな事を書いていました。
これで、「すごいなあ!」と言われたんですが、、、
「ああ、これは古いですね」と伝えました。
〇さんは、今、3.4億円です。
△は2億突破
□は今、新社屋建て替えしています
もちろん成功例だけではなくて失敗例もあるのですが、そのような感じです。
企業が良くなるって?
ここから先が言いたくてこの記事を書いただけです(笑
僕はこれまで、NPOを4つ深くかかわらせていただきました。まちを良くしようと思っての活動です。
その中で、大きな補助金を獲得したり、注目を浴びたりしていいところまではいったんです。しかし、大きな成果として残せたかというと、自分の満足には至りませんでした。
その時の悔しさもあったかもしれませんが、今、業務改善・再生を沢山行っていて、「なんのために?」を思う時には僕の目的がしっかりとあります。
「最大のまちづくりは、強い企業を沢山作ること」
これに尽きると思います。
業種で全然違いますが、人数×1000万円=売上だと、損益分岐点、みたいな会社があったとします。
そうすると、売上1億の企業が3.4億円になると、24人増えるって事なんですよね。もちろん業務改善コンサルとして入っているので、それより遥かに一人当たり生産性は高いからそこまで伸びたんですがでも、労務費がかなり上昇したのは事実です。
それが100人になると?どうでしょうか。もちろん、まちの中から求人を生むので県外からの流入はそこまでないかもしれません。が、単純な労務費のみならず、仕入先や外注先等にもお金が回ります。ソフトウェア企業や保険屋さんにもでしょうね。
最大のまちづくり
最大のまちづくりは、今のまちの実力通りの状態で、PR合戦をする。それも大切だと思うんですが、僕個人的な目標としては「良い企業をつくる」ことが最大のまちづくりだと思います。
最初の話しに戻ると確かに、僕はもはや「やりたいこと」というものはそこまでありません。
まちづくりのこの話はもちろん、「業務改善で良くなったらいいじゃないですか」という事もヨソイキのキレイすぎる話にしているだけかもしれません。
ただ、やっぱり小さい頃に生まれ育ったまちがどんどん更地になっていったり、飲食店の選択肢が減っていくのをリアルで感じていると、「何か出来るっけ」という気持ちになっていることは事実です。
そのために僕はまず、「数」を意識して活動開始しました。広島県内だけでは4年余り前にスタートしたコンサル事業での信用は無いに等しかったので、広く西日本で活動し、200社を超えるコンサルをさせていただきました。成果は、お手伝いしている会社の自助努力もあれば、もともと覚悟決めてるからコンサル頼んだ人もおられるので僕が貢献した割合については全く分からないのですが、沢山の成功の勝ち筋は自分なりに積み上げてきたつもりです。
現在売上2億以下の企業が軒並み20億企業になったり、上場したり。
次の人生の目標はそこにあるかなと思います。あまり色んな人に迷惑かけないしね(笑