事業再生の良いところ
再生の良いところは
とにかく誰からも感謝される。
めちゃくちゃ儲かる。
そして今の時代を捉えているSDGsやエコ。
地域課題の解決
など、あまりネガティブな事が無いという所です。
普段サラリーマンをしていると、もっとこうしたらいいのにとか、いつまでこんなことやってるんだろうとか、働く目的や意味について迷いを感じている人はとても多いんじゃないでしょうか?
僕らはもう以前と違ってお金を稼ぐために働くことに結構限界を感じていて、意味を求めて働く人がとても多くなっているのではないかと感じる事が多いです。特にZ世代やミレニアル世代には多いのではないでしょうか。
私自身も大学生インターンと一緒に事業再生を行っていますが、その理由は二つあります。
一つはそもそも同世代とあまり気が合わない(笑 不確実なものに一緒に取り組もうという同世代とあまり交流がないからかもしれません。これまでずっと経営者とばかり絡んできたのもあるかもしれません。
もう一つはZ 世代の方々が非常に食いつきが良いということです。いろんな人とこれまでお会いしましたが学歴が比較的高い方々の中にはかなりの割合で休学して地方創生や地域おこしのお手伝いやインターン、自分を見つめなおす等している人が多い。その方々にとって事業再生を僕がお手伝いしている横で見聞きする景色は以上にエキセントリックで楽しいみたいです。
今後40年以上、VUCAな社会に出て働く彼らにとっては事業再生のジャンルをもっとカジュアルなものにして世の中に浸透させていくというのはその自分の経験値でもほんの少しは役に立つのではないかなと思って今回このような記事にまとめているところです。
先日このようなことがありました。とある方から事業再生を手伝ってほしいという依頼でした。
売上数百億の上場企業
大赤字
飲食業
役員
年収数千万円
「なんで僕なんですか?コンサルファームやMBAな方々なんぼでもいるでしょう」
と紹介者に聞きました。それと、返ってきた返事は、
「ほとんど応募無いんです。彼らはキャリアに傷がつくのが嫌なんです。さんよーさんくらいしか引き受け手がありません」
実際にはビジネスモデルはもう破綻していて、全然コロナ対応ができていないような状態でした。
ですから、上から普通に当たり前のことを当たり前にやっていけば誰でも再生できるような状態だったにも関わらず、一生懸命勉強してきた方々はその美味しい職業ではなく、優秀な社員に囲まれたお仕事を選り好みしているみたいです。
今僕には、週に1~2件くらい再生企業の案件が入ってきます。
最初からうまくいくわけがないことぐらいは誰でも知っていると思います。ですが、失敗したとて、悪いのは後から入ってきた僕でしょうか?そんなことはないですよね。悪いのは新型コロナウイルスであり赤字です。後から入ってきた僕の失敗を嘲笑うための準備をしているこれまでの役員達が作ってきたのが赤字です。もちろん、VSしてもいいことはないのは当然なのでそんなことは言いませんし態度にも出しませんが、「全く僕のせいじゃない。むしろ感謝してほしいくらいだ」という信念をもって取り組むのが大切です。
いきなり成功することは必ずありません
しかしながら、上記のような通常のルートで階段を上っていっても40代後半や50代にならなきゃ、一般的にはたどり着けないような上場企業役員のポストとかが普通に不人気の空席で空いている。そうだとしたら数年味わう辛酸は果たして対価としては高いものでしょうか?
セス・ゴーディンの「型を破る人の時代」を読んで僕は、「これからは、ヒモがついてるか確認せずにバンジー飛んじゃう人の時代だなあ」と思いました。
誰も中小零細企業の再生なんて思っていなくて、エムアンドエーの会社も赤字と黒字が微妙と言う会社の場合にはなかなか取り合ってくれていないので、リスクを取るのを恐れない人にとってはかなりブルーオーシャンじゃないんでしょうか。
とても儲かってためになる。
事業再生に是非飛び込んでみてください。