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FIREの理想的な形。コーストFIRE

知らなかった。コーストFIRE


皆さん、コーストFIREってご存じですか?
「仕事出来なくなった時に必要な額貯まればいいんじゃないすか?」というFIREらしいです。
以下引用

例えば、100万ドル(約1億3800万円)を貯めて65歳で退職することを目標にした場合、30歳の時点で貯金が20万ドル(約2700万円)あれば、コーストFIREを達成したことになる。
貯蓄が年5%成長すると仮定すると、貯めた20万ドルはこれ以上お金を足さなくても35年で110万ドル(約1億5200万円)に増えるので、自分の設定した目標額に到達し、十分な貯蓄と共に退職を迎えられるのだ。
もちろん貯蓄20万ドルだけで今すぐ退職することはできない。つまり、今はまだFIREを達成していない。しかし順調に退職へと進んでおり、これ以上貯蓄を続ける必要なく緩やかにリタイアに近づいて行くことができるのだ。

上記URLより

いわゆるFIREって、2億だか貯めて退職。配当だかで生活していこうって感じですが、この秋のように相場がガタガタだと、「いや、これは退職出来ないぞ」とか、「資産が減って仕事復帰」とかってなってしまうのではないでしょうか。
そもそも僕は仕事がイヤなことは一切無いので、全くあこがれもしないので、このコーストFIREは少し気に入るぞ。と思います。

僕のFIREはなんていうんだろう

僕もFIREですが、全然リタイアしてなくて、めちゃめちゃ働いているように思いますが、実際にはお客さんに知ってる事を話すだけ。資料もあまり作らない(コンサルの間に共創はする)ので何も苦労ない仕事ぶりです。
たまにコンサルの現場に同席してもらったりしますが、非常にファンキーな仕事ぶりなので、「こんな働き方が好きな人も多いだろうなあ」と思ったりしています。
ただそれは良いとして・・・

コーストFIREがいいなって思うところ

将来に不安があるから働かなければならない。そんな状態だと、会社にしがみつくしかありません。しかしこのコーストFIREなら、もう30歳の時点で、利回り5%でいいや。ってなってますね。という事はもう、「生活費さえあればいい」なんですよ。
2700万円が複利で増え続けたら、リタイアする頃には〇〇円ある。だから生活費は必要だけど、貯金はゼロでいい。

そこからスタート

ダイエットでも、0kgを目指すから挫折しますよね。
実際に成功するダイエットは、
「理想体重の時の生活スタイルを毎日今から繰り返すだけ」です。
自然と理想体重になります。
同じくお金も、
「生活するのに必要な金額」+「将来のための貯金額」
となっているから、月額30万より50万、50万より80万、となるはずです。
ただ、時給という単語で換算すれば、大きいほど時間が多い、となるわけで、多い=辛い となる事が一般的なのではないでしょうか。
その点、ギリギリの生活=17万円、豪華な生活=35万円とかと決めてしまえば、それだけでオッケーになったりします。

リラックスするところに立てるかどうか

人生なんて、金持ちになったあとで、金持ちになる方法が分かる。そうしたもんだと思っています。ですからその「思い込みからの解放」がある事でいろいろなものが見えてくると思うんです。
出世しなきゃ!稼がなきゃ!という危機感から、疲れる仕事をしたり辛い役回りになったりしているのではないでしょうか。
「増やさなきゃ!」と思ってるから、毎日相場を見て損しているんではないでしょうか。
人生を退職する所から逆算してみて考える必要はあるのかもしれませんよ。

Die with Zero

Die with zeroを読みました。
やっぱり、20代➡30代➡40代と、どんどん遊んでも楽しめなくなっていきますよね。遊び方を知らない・友達が少ない人が60代になって「遊び方って何だっけ」とか言っちゃってスタートしても、絶対変な浪費するだけになってしまいます。
豪華客船やパック旅行よりも、そこらへんの地べたでファンタ飲みながらとか、ファミレスで大人数でバカ笑いしてる方がよっぽど楽しかったりしませんか?同じ趣味でへたくそな人同士が集まって投資の話をしてるのも面白いでしょう。赤字の経営者同士で全然うまくいかないけど経営の達人かのごとく話しているのも。
コーストFIRE、とにかく、思い込みから外れてリラックスした状態で社会生活を送る。これは結構大事だと思います。

僕なりのコーストFIRE

僕は割と年収高い方ですが、自由に働かせていただいています。ほかの人よりも責任感が強かったり、一般的にはストレスフルな場所に行ってコンサルしているように見えるかもしれませんが、精神的には、経営者さんから「助けて下さい」と言われる立場ですのでかなり安定。
そうなると、もはや金銭的ストレスは全くない状態です。変な人が次々集まってるので、毎日のレジャーにも特に苦労せず、toDoも沢山あるので、昼間はPCや人に向かってガリガリ主体的に仕事をして、夜は誰かと何かしてる。そんな状態です。
ガンガン法人の現預金が増えてってるので、この書き方には当たらないのですが・・・
ただ、オススメという意味ではこの「プレッシャーから解放された状態」は、是非日本人こそ作るべき、と思った所です。

コーストFIREしたら

仮にコーストFIRE出来たね。ってなったとしたら?
多分そのときに、皆さんが「やりたかった仕事」をやるんじゃないんですか?そういった仕事ってきっと、
その仕事で食べていけたらいいんだけど薄給。とか
好きだから熱中してしまって私生活が。とか
休みが少ない。とか
人間関係が。とか
色々あると思うんですよね。
コーストFIRE。例えば「絶対安泰」だとしたら?
・薄給かどうかはどっちでもいいから、色々好きと得意な仕事してたら、3~5年もすればスキルレベルが飛躍的に上がって、薄給の前提崩れません?
・好きだから熱中してしまうけど、私生活優先して所得下がってもどうでもいい。
・そもそも評価下がるのを恐れて経営者と交渉しないのが日本人。コーストFIREしてたら、先に条件ガンガン交渉して、ワークライフバランスがGOODな条件でスタートしません?
・人間関係悪かったら「おい、上司かなんか知らんけど調子乗んな、筋通せ」って言えませんか?それは言えないか僕くらいか。。。ですけど、いまいちだったら転職したらいいだけじゃないですか。転職がめんどくさかったら、ガンガン交渉すればいいじゃないですか。クビ上等で。

解放されたら出来る事を先にやるのがおすすめ

お金には引力があります。どうしても逃げられないと思いがちです。
ただ、預貯金数億円になってから気づくと思います。
「”預貯金しなければならないバッファ”のせいで、よーわからんことになってたんだな。」と。
僕はこのnoteでも書いていますが、7・8月と、仕事を値上げ等しつつ、ガンガン断りました。利益の少ない仕事で時間効率が悪いもの。
そうすると、ガンガン仕事が入ってきました。利益率高く時間もかなり嬉しいもの。
ただそこには、「好きと得意を仕事にする」という当社の社是があり、それを4年間貫いたからこそ、手に入れたスキルセットや、やらない方がいい事リストがあります。
〇〇ねばならない。このビリーフは強固です。
そのため、しっかりとしたライフプランから逆算してみるのがいいのかもしれません。

人生を楽しもう

僕はいろんな人に、「楽しそうでいいね」と言われます。
仕事をしてるように見えて、「面白くって儲かる」経営をお伝えしています。技術的な所、ノウハウ、補助金、求人等、本来苦手とされるところをお手伝いして「出来る」に変える事で、経営がどんどん楽しくなるお手伝いをしています。よって、1か月もすれば経営者とのミーティングもどんどん楽しい事が勝ってくるんです。
サラリーマンや個人事業の方も一緒です。
「楽しい仕事に就く・楽しい業務を増やす」というものではないです。実際には、「楽しくない仕事・しょうもない客から逃げる」ゲームです。
どうやって、自分の日々を、つまんないやつらと関わらないようにするか。
それこそがワークライフバランスのうち、ワークもライフもGOODに出来るかどうかの要諦です。

まとめ

僕の今の「非常に良いお客さんだなあ」と思う方も最初は
「おい、コンサルつってもなんでもかんでも頼まれてもない事やる思ったら大間違いやぞ」と一喝して、「言いたいこと言い合おう」と意気投合して今がある人が多いです。
自分という個性を、「ありがたい」って思ってもらい続けられる場所で働くのって素晴らしいと思いますし、そういった方が年収1桁上がるものだと思っています。今の世の中だとなかなかそうはいかず、非常に勿体ないと思っています。
コーストFIREはあくまで一つの切り口ですが、是非、今の世の中の当たり前から少し外れて、人生をHAPPYで染めていただくのがいいかなと思います。

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