教えて!Q先生 〈バラ入れ?整列?成形マット!?容器の梱包形態!編〉
このコラムでは実際にお客様からいただいたご質問や、よく訊かれる内容を参考に、当社キャラクター【テイル】が生徒役で【Q先生】に教えてもらいます。
今回は製品の「梱包形態」に注目してみますよ!
梱包形態とは
テイル:
いろんなサイズや形がある容器たち。それぞれケースへのしまい方の工夫が必要ですよね?('o'*)
Q先生:
そのとおり。容器の材質や二次加工の種類などによっても、対応が変わってくる。ケースへのしまい方、つまり「梱包形態」も様々だよ。
テイル:
容器の材質によってということは、傷つきやすさとかも考えて梱包されてるってことですねっ💡
Q先生:
では今回は、当社の容器の梱包形態を色々ご紹介してみましょう。
三洋化学製品の梱包形態あれこれ
▶ バラ入れ
大袋の中にバラバラで製品が入っている状態。
最も安く商品を梱包できるので、小さなパーツや低価格帯の商品で採用されるケースが多いです。
長所> コストダウン(梱包資材費用/梱包費用/運送費用)
短所> 傷の付着(特に濃色のものは注意が必要)や変形(特に柔らかいものは注意が必要)
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➡三洋化学の製品では
Jシリーズを始めとした健康食品向けのPPキャップや中栓でよく採用されており、風雅でも中蓋やスパチュラ等で採用しています。
▶ 整列梱包
台紙の上に製品を整列させて、何段も積み重ねている状態。
【バラ入れ】に比べて傷が付着するリスクは減らせますが、製品どうし横あたりするため、細かな傷の発生は避けられません。
長所> 低コストでなるべく傷の付着を防ぐことができる
短所> 傷の付着(特に濃色のもの)は避けられない
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➡三洋化学の製品では
健康食品向けの全面HS加工キャップに対して採用しています。
▶ 成型(波型)トレー梱包
くぼみのついたトレーを用いて梱包する方法。
製品同士ができるかぎり接触しない、一番ベストな梱包形態です。
長所> 傷の付着を防ぐことができる
短所> コストが高い
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➡三洋化学の製品では
風雅(化粧品シリーズ)製品はほとんどこの梱包形態です。
今回のまとめ
テイル:
製品ごとの特徴に合わせて、それぞれに考えられているんですね!
それから、製品ごとやサイズごとだけじゃなく、パーツごとでもいろんな梱包方法があることがよくわかりましたっΣ( ºωº )💦
Q先生:
製品ごとの扱いや入り数に間違いがないよう、それぞれの製品規格書に使う資材や並べ方を図示したりして共有しているよ。
テイル:
なるほど!ボクも規格書を見ながら並べてみまっす!
いかがでしたか?
もし他にも化粧品容器・プラスチック成形品などに対する小さな疑問・質問などありましたら、コメントなどくださいね!
またQ 先生に教えていただきましょっと(*´ω`*)✨
<おまけ>三洋化学工業の製品って?
今回の記事では製品自体についての紹介はありませんでしたが、実際にどんな製品を「梱包」しているのか、ご興味持たれた方はこちら↓のマガジンもご覧ください。
実物を手に取って確認されたい場合は、ぜひ大阪・東京にあるショールームもご利用くださいませ!