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【936球目】共通テストを受ける皆さんに応援メッセージ

=社長ラジオ【10球目】の内容です=

皆さん、お疲れ様です。三陽工業代表取締役の井上です。
本日2025年1月17日。あれから30年。1995年1月17日の午前5時46分、多くの方が犠牲になった阪神淡路大震災がありました。あっという間の30年って言えるような、そんな軽々しく言えるようなことではないと思います。未だに多くの方々が大きな傷を持ちながら今を生きていることだと思います。改めてあの震災で犠牲になった方々のご冥福をお祈りしたいと思います。

さて、明日明後日は共通テストです。我々の時はセンター試験って呼んでたんですけれども、今日のテーマは共通テストを受ける学生に応援メッセージにしたいと思います。


▼昔話~試験勉強を始めたとき~

少しだけ昔話をしてみると、私の場合30年前にあたります。高校3年生の時に当然センター試験を受けました。7月まで野球をしていて、当時は野球だけしているのがかっこいいみたいな変な妄想をしていましたし、周りもそうだったしみたいなね。

野球が終わってから慌てて勉強をし始めたんです。これまで全然勉強する習慣がなかったのですが、周りがやってるから勉強していました。その時、8月の代々木ゼミナールの模試か何かを受けたんです。900点満点だったか、800点満点だったかどっちか忘れましたけど、点数が結構できた記憶があるんですよ。正直、手応えがありました。そこまで勉強したのが久しぶりだったんで、「これはそこそこ点数いってるんじゃないの?」って思って、蓋を開けてみたら333点だったんですね。よく覚えています。

全然あかんやんとは思ったのですが、ただどこに行きたいとかそんな思いも無いまま、ただただもう野球も終わって勉強するしかない状態で。周りの仲間たちも何か頑張ってるっていうのもあったので、当時はずっと勉強していました。勉強以外、何もしていなかったんじゃなかろうかっていうぐらいです。多くの受験生がそうであるように、最後の冬休みなんかはご飯食べてる時間、寝てる時間以外はずっと勉強してました。

一日に十何時間も勉強することって、今までそんなになかったですから、非常に今思うといい経験になったなと思います。そんな形でセンター試験当日を迎えたんですけど、自信も何も別になかったんです。とりあえず一生懸命やろうというところでセンター試験を受けてみたんですね。結果的に当時の自分の実力値よりも良い成果が出たっていうのが結論です。

▼昔話~その結果~

当時、今名前が変わってますけど、神戸商科大学っていうのを受けたんで、「これは受かるかもしれない」と思いました。まあ少し点数が足りず、見事に落ちたわけですが。なので、後期試験で絶対受かるところをお前受けろって当時の高校の担任に言われて、佐賀にいくわけなんですけど、センター試験で点数が取れる想定をしてなかったんで、びっくりしたのですが、じゃあなんでそうなったのかっていうと、それまでやったことがそこで花開いたのだと思います。

英語の試験の長文あるじゃないですか?本当に物語の中に自分自身がまるでいるかのような、そんな状況になりましたし、国語現代文かな?現代文の最初の問題が当時流行っていた吉本ばななさんの「つぐみ」っていう一般的な小説をセンター試験に出していて。(当時は全部逆を言って、結果的にあんまり良くなかったんですが)

▼悲観的と楽観的

準備って、仕事と同じでどこまで行っても悲観的にやるべきなんですよね。もっともっとやったほうがいいんじゃないか、これだとうまくいかないんじゃなかろうかって思って準備をする。でも本番は楽観的であるべきなんです。もうそこまでいったらどうしようもないし、今持ってる力をそのまま出せばいいし、なんなら力以上のことが出せるかもしれない。そんな期待を込めて当日を迎えるっていうようなことができればいいかなと思っています。

応援メッセージなんで、応援するようなメッセージを送りたいんですけど、共通テストがもしうまくいかなくても、それは人生のちょっとした経験です。今はね、多分そんなこと言われても気付けないですよ。私も絶対気付けなかった。

でも20年、30年経って、それをいい経験と思えない大人は多分いないと思うし、みんながみんなあそこで躓いたことも一つのいい経験やったなって思える。もちろんいい結果が出れば、それに越したことはないし、そのために今日までやってきたわけですから。

明後日はぜひ楽観的に考えて、今日は早く寝てください。明日は忘れ物をしないように、遅刻をしないように、ギリギリにならないように、時間に余裕を持って試験会場に行って、試験本番を迎えてもらえればなという風に思っています。頑張ってください。

では今日はこの辺で。ご安全に!

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井上社長|三陽工業株式会社
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!