【131球目】拠点長面談を終えて
三陽工業の決算期は2月です。
ということは、8月末で半期は終了。
この9月からは下期に突入をしています。
8月の下旬から先日まで、合計28回の拠点長面談を実施しました。
その時に感じたことを今日は書いていきます。
着実に成長
上期の振り返り。
そこからの課題に対して、下期にどう思考して行動していくのか。
とても簡単に言うとそれを考えていく場です。
3ヶ月前にも四半期の振り返りで実施をしていますが、その時と比較をすると、着実に成長を感じることが出来ました。
3ヶ月前と同じ環境にある拠点は1つもありません。
外部環境も内部環境も変化をしています。
自身が変化=シンカをしていってこその成長です。
ここで言う成長とは、行動の変化です。
面談において、数字の話をする部分はほんの一部です。
どう行動しているのか、何が課題でどう変えていくのか、ほとんどが行動にフォーカスをした話になっています。
成長している拠点の特徴
成果を出している=正しい行動を取れている拠点長の特徴を書いていきます。
まずは、プラスのストロークが出ていること。
振り返りをすると、不足していた点、課題、上手く行かなかった点、何ならその瞬間は失敗(三陽工業では経験と呼びます)と呼ぶようなこともあります。
それを踏まえた上で、その1つ1つと向き合い、思考して改善の計画を立てていく。その時点でプラスのストロークへと転換されています。
こういう点が足りませんでした。
で終わるとマイナスのままです。
成果を上げている拠点は、プラスへの転換がされています。
続いての特徴は、周りの人の記載が多いこと。
主任の〇〇さんが・・・・
〇〇社員が・・・・
生産推進グループ主任の〇〇さんが・・・・
そんな記載が多いです。
良く見ていないと書けないですし、きっと書いてあるようなことは本人にも伝えていると思います。現場でどんな感性で行動しているのかがよく理解できます。
拠点長面談という場で、自分のことを褒めてくれる拠点長はついていきたくなりますよね。
私ならそう思います。
数字が多い。
逆説的になりますが、成果を上げている拠点長は数字でモノを考えている傾向があります。
仕事の中では様々な数字が存在します。
売上・利益と一言で言うとそれまでですが、各々を構成している数字があります。
例えば、HRで言うと、入社に関する数字、定着に関する数字、新規営業に関する数字等々、行動を重視して面談をするのですが、当事者の拠点長は数字を根拠に説明してくれると分かりやすく、説得力があります。
GTで言うと、新規営業、不良率、生産性指標、同じく数字に対してどう向き合って、どう思考して、どう行動しているのか、これからしていくのか、とても大切なことですし、そこが出来ている拠点長は正しい行動が取れていて成果へと繋げています。
最後は熱量。
プレゼンの極意は、綺麗な資料でもなく、流暢な話し方でもなく、相手に伝えたいという熱意です。
ただただ熱いことが熱意ではなく、表現の仕方は人それぞれなので、その熱量が高い拠点長は成果を出している場合が多いですね。
自分の拠点をどうしたいのか、自分の仲間にどうなってもらいたいか、もちろん、自分自身がどうなりたいか、そんな想いを持って話をしていくと、その熱量は相手にも伝わりやすくなります。
やる気を持って仕事をする。
その気になって仕事をする。
大きな違いがあります。
やる気→その気になった時の人はとても強くて頼もしい存在になります。
そして、その気の次にある夢中になって仕事をする。
この夢中になるのは、私は経営者だけで良いと思っています。
(ここで言う経営者は社長を指しています)
ワークライフバランスという言葉があるように、経営者以外は大切にするべきです。
休む時は休んで、プライベートも充実させて欲しいと考えています。
もちろん経営者にもプライベートはあります。充実させれば良いと思います。
しかし、夢中になっている状態では、それの事しか考えていないと言っても良い状態です。
常に仕事のことが頭にあって、何をしてもそこに結びついてくる。
夢中になっている経営者も多くはありません。
そんな経営者であり続けていたいと思いますし、夢中になると全てにおいて当事者意識が芽生え、全てにおいて責任感が出て来て、全てにおいて喜怒哀楽を感じることができます。
最後になりますが、この9月から三陽工業はシン・三陽工業と言っても良いくらいの変化をしました。
今までの良い部分は踏襲しながら、全く違った三陽工業の誕生だと感じています。
これからの未来も夢中になっていこうと考えています。
次回の拠点長面談は、今回の28回を超えてくるでしょう。
兼任の部分が兼任ではなくなるとその回数が増えます。
30回は超えるでしょうね。
それもまた楽しみです!
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!