【877球目】選挙
10月27日には衆議院議員選挙が行われます。
兵庫県では11月17日に兵庫県知事選挙も実施されます。全国各地で多くの候補者が選挙活動を行っていますので、見たり聞いたりすることもありますよね。今日は、そんな選挙について考えてみたいと思います。
選挙権
日本で初めて選挙権が与えられたのが大日本帝国憲法下においてです。
その際は、税金を15円以上収めている25歳以上の男子という制限がついています。その後、段階的に条件緩和されていきますが、男女に選挙権が与えられたのは日本国憲法が制定されてからです。まだ100年も経っていないと考えると今の当たり前が当たり前ではないと感じますね。
権利か義務か
選挙権というくらいですから権利です。と同時に、権利と義務は表裏一体だと考えています。投票を行う事に対する義務。もちろん、政治に興味を持ちにくい風潮があることも理解しています。ただ、自分自身の為だけではなく、今後続いていくこどもや孫の世代のことを考えると現役世代が、現在のこと、少し先の未来のことを考えて、選挙権を行使することは私は義務だと考えています。
人口分布
この選挙権については様々な議論が行われています。
現在の日本の人口は逆ピラミッド型です。ですので高齢者の方が多い。選挙に当選することを考えると、その人口のボリュームゾーンに対して受けることを考えて伝えていくのは、当然のことです。選挙に当選することを目的とするならば、そう考えるでしょう。その上で、こどもにも権利を与えてそれを親が行使する、3人のこどもがいるならば、3票を得ることができる、そんなことも議論されていたりします。
何にせよ、政治に興味、関心を持つことが始めの一歩であることは間違いありません。
本当は
選挙で当選すること。
特に今回の様な国政選挙はとても大変な労力とお金が必要なのだと思います。なのでそこがゴールになってしまう。本当は、選挙に当選したところがスタートで、そこから何を実現していくのか、こちらの方が大切です。
職業=国会議員と揶揄されたりしますが、本来の役割はこの国の未来を創ることです。時には俯瞰し、時には現場で、様々な角度からこの日本という国の舵取りを行うことが国会議員の役割です。
昔は
田中角栄さんはとても有名な昭和の政治家です。
浜田幸一さん、ハマコーさんも有名な昭和の政治家です。20代の時に講演を聞いたことがありますが、非常に感動しました。この2人の昔の発言を最近TikTokで拝見し、とても共感をしましたので紹介します。細かな言い回しは異なるのですが、この2人の政治家はこういっていました。
自民党は私達の為にあるのではない。未来のこども達の為にあるのだ!!
こんな発言でした。私が生まれたのはこの少し後ですが、今でも、いや、今だからこそ必要な言葉ではないでしょうか。そして、こんな発言をする政治家がいれば全力で応援したいものです。
未来へ
未来の事を考えると、今が常にスタート地点になります。
過去の振り返りや反省も大切なことですが、いかにして未来を創っていくのか。今でも少なくなったとはいえ、こどもが生まれています。そういうこども達が大きくなった時に、胸を張ってこの国のことを自慢できるのか。自問自答しながら、政治に関心を持つようにしています。
選挙権が無かった時代があります。
投票をする権利は裏返すと主権者としての義務でもあると考えています。
未来のために、今できること。微力でもなんでも真剣に考えて票を投じるつもりです。
10月27日。投票日。
期日前投票も始まっています。投票にいきましょう!
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします(#^.^#)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!