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【945球目】学生時代勉強は好きだった?
=社長ラジオ【19球目】の内容です=
皆さん、お疲れ様です。三陽工業株式会社代表取締役の井上です。
本日もどうぞお付き合いください。本日のテーマは「学生時代、勉強が好きだったか」というテーマです。
▼小学生時代
学生時代、勉強は好きだったかというと、好きになったという感じだと思います。正直、小学校の時はあまり好きではなかったんです。我々の時の小学校の通知表は、3段階で、「よくできます」「できます」「頑張りましょう」みたいな3段階だったんですけど、ほぼほぼ真ん中でした。本当に平均点な小学生だったと思います。
▼中学生時代
中学校に入ると240人ぐらいの生徒がいて、2年生の途中までちょうど半分くらいの成績でした。そこから2年生の2学期くらいの時かな?すごく仲のいい子がめちゃめちゃ勉強できたんですね。1年生の時から、なんなら小学校の時から知っている友達で、それまでは何も意識したことがなかったんですけど、ある日突然、その友達の勉強法を真似してみようという衝動に駆られました。
全部やるのは大変だから、1つだけ社会の勉強法を聞いてやってみようと思いました。社会の勉強法は基本暗記だったので、彼が言うには暗記する項目を全部箇条書きにして、それをひたすら覚えるという作業をやっていたとのことだったので、それを実践してみました。3分間ずっと言い続けると、だいたい頭に残るという方法です。
そうすると、それまで取ったことのないような点数が取れました。60点や70点だったテストが94点とか取れて、「うわ、なんじゃこれ、めちゃめちゃ気持ちいいやんけ」って思いました。それで他の科目にもその方法を展開していきました。結果的に、すべての教科で点数が取れるようになり、勉強が面白くなってきました。
次回も点を取りたい、他の科目も点を取りたいと思うようになり、テストの1週間前から事前準備をして、1週間を完全にインプットすることだけに特化するようになりました。結果的に1年生の時に240人中120~130番だったものが、最高で5番まで行ったんですね。
これは営業で数字を上げるのと似たような感覚で、もっともっとと思いました。もちろん5番ということは、上に4人いるわけですから、そこで満足しちゃダメだなと思っていましたが、その時はすごく満足感がありました。
▼高校時代
そのような想いを持って高校に入ったのですが、実際高校に入ると、勉強が嫌いになり、野球だけやっていればいいやという風潮がありました。今は野球もしながら勉強もしなさいという風潮があるみたいですが、30年以上前の高校の野球部では勉強しないことがかっこよさみたいなところがありました。
私は、野球が終わってから勉強をし始めたので、やっぱり勉強する習慣が大切だと思います。中学卒業時にはあった習慣が、高校の2年半ぐらいでなくなってしまったのはもったいなかったなと思いますね。少しでもそれを維持継続できていれば、また違ったのかなと思いますし、勉強する習慣、「夢中に勝る努力なし」と言いますが、勉強にそこまで興味を持っていなかったので、大学に行くこともどこでもいいやぐらいの感覚でした。もっとそこに対して高い意識があったら、もっと面白かったんじゃないかなと思います。
学ぶことは今も楽しいことです。自分で経験できない知識や経験を本から学ぶのも面白いですし、人の話を聞くのもそうです。今ではTikTokやYouTubeでも学べます。学ぶ方法はどんなやり方でもいいと思いますが、自分自身で学び方を確立するのが一番の近道だと思います。
学ぶことは好きです。でも学生時代はそうではなかった。それがある時を境にして急に好きになったというのが、今日のテーマの答えになります。
というところで今日はこの辺で。
ありがとうございました。ご安全に。
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