【659球目】兵庫県立大学講義②
先週の11月17日に兵庫県立大学で講義を行って来ました。
17日のnoteもその内容ではありましたが、そのnoteは講義が始まる前に、これは講義が終わってから書いています。
今日は引き続きこのお話です。
4分と90分
社外でこのようにお話をする機会はそんなに多くはありません。
過去を遡ると、ちょうど1年前にスタアトピッチというピッチコンテストでお話をさせて頂いて以来です。その時の持ち時間は4分。
4分で三陽工業を伝えないといけません。それに対して今回は90分。
4分と90分。どちらが難しいかと言えば、断然4分です。三陽工業のことが大好きな私は、製造業のことや製造派遣業のこと、M&Aや障がい者雇用、SNSやバイク、野球部等のこと、三陽工業において起きていることをいくらでもお話が出来ます。90分お話をさせて頂くのも全然苦にはなりません。
その一方で4分となると、とても難しくなります。今日の講義で言うと、4分はまだ私の自己紹介の冒頭くらいになりますからね。4分の難しさを痛感しているので、今回のこの90分に対してはとてもリラックスした状態で臨むことが出来ました。2回目というのも大きいですね。
しまった
今回の私の講義には広報グループから1名、採用グループから1名参加をして頂きました。採用グループのメンバーには始まる前に持ち時間何分が良い?と聞いていたので、例え数分でもお話をしてもらおうと考えていたのですが、講義が始まる前の打合せで70分くらいで終わって残り20分は私から質問をさせて頂ければという県立大学からの依頼がありました。
70分。少し短くなります。
そして、途中からドンドン気持ちが乗っていって、最終私の話が終わったのが80分経過した時点でした。そこから1つ質問を頂いて、ほぼ定刻にて終了。採用グループのメンバーに振ることが出来なかったのが唯一のミスです。次に生かします。
勇気と元気
講義が終わってから質問を頂きました。
質問をするにはとても大きな勇気が必要です。そんな勇気に触れたことにこちらが元気を頂きましたし、全力で応援したいという気持ちになりました。
一歩踏み出す勇気。
それが変化を生み出します。
三陽工業においてもそうです。
工場を持つと決めたこと。
離職率の高かった研磨の仕事をやると決めたこと。
表面処理をやると決めたこと。
高砂で請負をやると決めたこと。
淡路島の仕事を始めたこと。
派遣事業の新規営業を始めたこと。
生産推進グループが誕生したこと。
新卒採用を始めたこと。
M&Aをやると決めたこと。
より良い会社にしていくと決めたこと。
全てにおいて、勇気を持って始めの一歩を踏み出しています。
一歩目の勇気がどれほど大変かは知っているつもりです。そして、それがどれほど効果的な事かも理解しています。勇気を持つことの大切さ、今回改めて教えて頂きました。ありがとうございます。
10年前
10年前なら呼ばれていない話を昨日も書きました。
この講義もそうですし、来年お話をする予定の日経トップリーダー大学も10年前なら絶対に呼ばれていません。今日、お話をさせて頂きながら、日経トップリーダー大学での講義内容も少し考えていました。90分という尺は同じですが、全く異なる内容になって来ます。
●三陽工業の概要と歴史
●事業承継
●第2創業
●採用力
●大切なこと
大きく分けるとこんな流れになる予定です。経営者や経営者候補が講義に参加して頂けるので、専門的なこと、細かなことのお話をさせて頂こうと考えています。
最後に
3年振りに兵庫県立大学にお邪魔しました。駐車場に到着した瞬間に前回の記憶が蘇って来ました。2回目ということもあり、前回よりは緊張をしなかったのですが、初めての時の緊張感は大きかったことをよく覚えています。
やったことがないことと2回目では大きな違いですね。
今回、兵庫県立大学様、みなと銀行様の関係各位のご尽力の元でこの講義を行うことが出来ました。感謝いたします。と同時に、大学で話が出来るくらいの会社にしてくれた、そして私が講義を行っている間にも、三陽工業を前に進めてくれている社員に対して感謝いたします。
ありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。