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【477球目】3月に向けて

2月は43期の最終月です。ですが、44期の前月になります。頭の中は来期の準備ですね。来期、44期は三陽工業の命運がかかっていると言っても過言ではないと考えています。来期のあるべき姿について今日は書いていきます。


退社率目標

1年間、今年ほど定着についてフォーカスした年はないと思います。

今までも定着はとても重要な要素の1つではありましたが、さらに1歩踏み込んでの考え、行動を取って来ました。1名の退社は1名の入社よりもダメージが大きいです。その拠点がうけるダメージもさることながら、経験者が抜けるという意味ではお客様にとってのダメージは大きくなります。生産活動の効率化を考えた時に、この定着は大きな要素です。経験してきた人が退社してしまう、やむを得ない場合も当然ありますが、それ以外の退社は出来る限り回避したい、その為に何が必要で、どういった行動を取るべきか、各拠点が常々考えてくれていることです。

退社率の減少=定着率の向上です。今でも満足をしてくれているお客様はいらっしゃいます。ただ、全体としては、まだまだです。まだまだな部分は伸びしろです。だからこそ三陽工業は成長していけます。43期良かった拠点は44期もきっとやってくれるでしょう。44期に不本意だった拠点は、伸びしろの塊です。三陽工業全体としてもそこに目が行っています。個人の成長が会社の成長とよく言っていますが、この伸びしろの拠点の成長は目に見えて会社の成長に直結をしてきます。この伸びしろをどこまで伸ばせるのか。それを考えて、44期行動を取っていきます。

退社率が平均以下の拠点を平均へ持っていくこと。正しい思考と行動があれば、自ずとそこへ辿り着くはずです。


具体的に

言うのは簡単ですが、やるのは難しい。何でもそうですよね。

では、具体的にどうしていくのか。必要なことは正しい思考と行動です。各拠点長が正しい思考と行動を持ってくれればいい。現場で確認ですよね。私が行ってもいいですかね?社長が行くべきではない、とよく言われますが、今期は変わっていかないととても大きな代償を払う様な気がしています。

もちろん、変化・シンカできると信じています。でも、今現状では、そこまで辿り着いていない訳です。現状では、臨機応変にはなりますが、伸びしろの大きな拠点を1つずつ変える為に、現場・現地にて大きなシンカをもたらすようにプロジェクトチームを作ってアプローチしていく予定です。そこで必要があれば私も動きます。大きな工数とコストがかかります。ただ、このままではいけないと1年間やってきました。それでも変化がなければ仕方ありません。もっと、強い力を持ってシンカを促していきます。


主体者は

主体者は拠点長です。

私達が出来ることはサポートでありフォローです。要は環境を創ることです。その環境があっても、主体的に取り組んでいかなければ一時的には良くなっても継続はしません。多くの拠点で試行錯誤の連続があります。その1つ1つがシンカへと繋がっていっています。努力は裏切らないという言葉がありますよね。本当に努力は裏切らないのか。私の考えでは努力は裏切ります。正しくは、方向性が正しく、十分な量の努力は裏切らない、だと思います。なので、正しい思考と行動と成果の間にはタイムラグがあるのです。

三陽工業の第44期スタートまで残り8日です。来期が楽しみなってきています。今期とはまた異なる動きやシンカが出てくるでしょう。不変なのは、日本の製造現場を元気にする。その為に仲間を増やす。ここです。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


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三陽工業株式会社公式 代表取締役社長note
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!