【172球目】非常識なこと
先日、証券会社の役員さんと話をしている時に改めて感じたことがあります。
三陽工業は非常識なことをやっている。
非常識なことをやっているということは、非常識なことを言っているんです。私の言っている言葉もそうかもしれません。
三陽工業が現在やっていることは、今の世の中、業界の多数派ではありません。
だからこそ、価値があるのですが、その理解が追い付かない人がまだまだたくさんいます。
何が非常識なのか、今日はそれについて書いていきます。
マージン率
派遣会社として許可を取っていると売上から賃金を引いたマージン率というものを公表する必要があります。
昨年度の三陽工業のマージン率は約25%。
大手同業他社のそれを見て見ると、40%、37%、37%と並びます。
そして、この大手同業他社と三陽工業の4社の中で最も支払賃金が高いのは、なんと三陽工業なのです。
売上や利益や在籍人数は10倍ほど違います。
そんな規模の違いはあれど、私たちが最も支払賃金が高い。
逆に言うと、もっと頂く単価を上げていかないといけません。
業務はより効率化していきながら、働く環境を整えていきながら、適正な単価をしっかりと頂く。もちろん、お客様には価値を提供した上で。
このマージン率や支払額が大きいことから見て、私たちが進んでいる道は間違っていないと確信できます。
変化のスピード
会社の大きい、小さい、人によって捉え方が違うと思います。
今の三陽工業は小さな会社です。
だからこそ、どんどん変わることができる。
というより変わらないといけません。
大きな方向性は変わりません。
三陽工業は日本の製造現場を元気にする会社であり、そこで働く人たちの人生を豊かにし、そんな仲間を増やす行動をしていきます。
その上で、小さな変化が山の様にある。そして、その変化はシンカです。
何があっても、この気持ちを持って行動を継続すれば、必ずうまくいきます。
うまくいくまでやり続けますから。
生産推進グループ
良い意味で非常識なグループです。
三陽工業の最大の強みである生産推進グループは現在約1,300名が在籍してくれています。
生産推進グループは、これからもまだまだシンカしていきます。
そして、この生産推進グループが日本の製造現場を元気にするための働き方のスタンダードになってきます。
まだ1,300名ですが、1万人、5万人、10万人となっていけば、間違いなくスタンダードになっていきます。
今はまだ少数派ですが、そのうち多数派になることでしょう。
その時が楽しみです。
非常識なことは伝わりにくい
1万円で宇宙旅行にいけます!
と聞いてどう思いますか?
そんなことあり得ない。そう思うでしょう。私も思います。
しかし、それが実現したとしたら。
みんながあり得ないと思わなくなります。
インターネットで買い物ができる。
携帯電話でゲームができる。
携帯電話で写真が撮れる。
インターネットで世界と繋がる。
どれもある時点では、「そんなこと無理やろ」と言われたことです。
いま、無理と思いますか?
全て実現しているので、誰も無理とは思いません。
当たり前ですよね、と思います。
しかし、そんなことでも無理と思われた時期があった訳です。
そう、私たちの生産推進グループという働き方や三陽工業が目指していることも上記と同じです。
いつの日にかそれが当たり前になる日がきます。
それまでは理解してもらえない体験、経験をします。
当たり前になった時、その理解してもらえない体験や経験は良い思い出となるでしょう。
三陽工業は日本の製造現場を元気にする会社です。
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。