【375球目】第2四半期及び半期振り返り会議
全国のHR事業部の各拠点の振り返り会議がオンラインで開催され、先日すべての拠点が終了しました。今日はその気づきや学びのお話です。
やり方を・・・
今回はやり方を変えました。
まず、前回は対面でエリアの拠点長が集合して行っていたものを、個別のオンラインとしました。個別の設定の方が、その拠点に集中してお話が出来ます。もう1つ、オンラインでの実施はコロナ禍においての対策という部分もありますが、もうひとつ大きな目的がありました。他拠点の会議を視聴することができるという目的です。最も西にある熊本営業所の人が最も東にある栃木営業所の会議を視聴することが出来ます。ほとんど全ての拠点に参加していた拠点長もいます。
もうひとつ変更した部分があります。
今までは指定されたフォーマットに記入してもらい、それに対して会議を進めていました。記入されたものに対して事業部長や私がより細かく聞いていくスタイルです。それを改めて、各拠点長からの報告を主としました。そして、今までのフォーマットでの資料は提出してもらいますが、それ以外に自身の想いを伝えてもらいました。拠点長に真っ白なキャンバスに絵を描いてもらい、それを発表してもらう、そんなイメージで今回は臨みました。結果としては、変更した部分がとても効果的に働いたと感じています。
真っ白がゆえに
真っ白なキャンバスに絵を描いていきます。
そうすると、その人の思考や抑えるポイントが顕著に見えて来ます。
報告に対しての熱量や想いも見えてきます。その拠点長が大切にしていること、普段から心がけていること、そこから来る思考や現在取り組んでいる行動、そしてそれの徹底度合い、様々な事が見えて来ます。九州・中四国・兵庫岡山・中部・関東、そして北陸と拠点があります。その全ての拠点での思考と行動がよく理解できました。
正しい思考と行動、そして成果
正しい思考と行動が成果へと繋がる。そして、その間にはタイムラグがある場合がある。
正しい思考と行動とは、誰もができることを誰にもできない位徹底してやることであり、やったことがないことをやってみようであり、仲間を増やすということである。日々、みんなに伝えようとしていることです。HR事業部は仲間を増やす為に、日々活動しています。今回の振り返り会議を通じて、成果が出ている拠点の報告が総じて素晴らしかった。当然と言えば当然なのですが、その報告の中には、正しい思考と行動が詰まっています。そしてそれを徹底してやろうとしている。もちろん試行錯誤の繰り返しではありますが、だからこそ、シンカしていっている。
ゆえに、成果へと繋がる。
営業という職種を捉えた時に、その過程を無視しても成果を出せる人も稀に存在します。ただ、HR事業においては、絶対にその過程において正しい思考と行動がなければ、成果は出ません。なぜなら、相手が人であり、そこには人の感性があるからです。思考と行動が正しくなければ、仲間は増えません。そして、それを継続していくからこそ仲間が増える訳であって、売り切りの営業の様に、クロージング力が高く、その場で纏める力が高かったとしても、その他の場面で手を抜くと、仲間は増えていかないですね。
正しい思考と行動が成果へと繋がる。
この言葉の裏側には、現在のHR事業を取り巻く製造派遣業界、この国を支えてきた製造業界、そして、現在我が国が置かれている少子高齢化への道、様々な外部環境と、数多く存在する競合他社の状況を複合的に考えた時に、1人でも多くの人が成果を出す為にどうすれば良いかを考え抜いて生まれた言葉です。素直にこの言葉を受け止め、それを実践している拠点は成果を出してくれています。経営者冥利に尽きます。
今後の動き
今まで以上に各拠点における思考と行動の差が顕著に出ました。
今出ている成果とこの会議での内容を踏まえて、現状把握が出来ています。各拠点におけるあるべき姿は明確ですので、現状とあるべき姿にギャップがある拠点については継続的なサポートが必要になって来ます。その継続的なサポートをしつつ、全ての拠点で仲間を増やす為に正しい思考と行動を継続することが出来る状態を創ります。予想以上に光っている拠点もありました。期待通りに光っている拠点もありました。これから光るであろう拠点もありました。どのエリアに拠点があっても、そこは三陽工業です。三陽工業らしさを持って、仲間を増やしていく。
そんな動きを想いと熱量を持って、そして誰にもできないくらい徹底してやれるように、行動していきます。
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。