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ハミダシクリエイティブ凸 感想
こんにちは。
月1ペースでノベルゲーを消化していると今年は残り10作品しかできないと気付きまして、既に年末を感じています。
Xとかでも発売して数日で完走報告されている人を見かけますけど、ちょっとノウハウを知りたいですよね。
まあ自分が読むの遅いだけなのですが。
さて、今回はこちら。
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まどそふとの「ハミダシクリエイティブ凸」です。
ほぼ前回の記事の続きみたいなものになるので作品に関するあれこれは割愛するとしまして、一つだけ思ったのは想像の5倍くらい量がありました。
FDみたいな扱いでアメリ以外は簡単なアフターストーリー程度かなと思っていたのですが、普通に全員フルサイズの個別√が入ってる作品なんですねこれ。
ハミクリが終わった勢いそのままで凸もやりましたので、プレイ速度の遅さも相まってここ2,3ヶ月はハミクリしかしてません。
そんな感じで今回も私が攻略した順であれこれ書いていきます。
※以下、ネタバレありです。
竜閑 天梨
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こんなヲタクに優しいギャルが実在するなんて…
私はハミクリとハミクリ凸を同時に買っていなかったのですが、凸買った理由の7割くらいはこのアメリ√見たさでした。
そして無印版から期待値を上げに上げまくっていたにもかかわらず、それを遥かに超えてくるレベルでアメリの可愛さが爆発していた個別√でしたね。
本当になんというか学生の恋愛の本分を見せてもらったと言いますか。
私が学生時代に経験できなかったことをこの√で一通り経験できたと錯覚してしまうような、甘い甘いものを見させていただきました。
特にお城デートのところと告白のところ、いいですよねえ。
私は基本的に両片想いという状態は好きではなく、さっさと付き合って恋人の関係でイチャイチャしてくれと思うタイプなのですが、実質同じような状況のこの√ではなぜかそのように感じませんでした。
まあそれは結局のところ、ヒロイン側が恋人になるのを躊躇している構図がたぶんあまり好きではなく、逆にアメリはガンガン攻めているからこそプレイヤー目線でも全く飽きがこないということに気付き。
恋は攻めてこそよね、を地で行ってる神ヒロインです。
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お城デートのところもそうですが、アメリってやたらと褒めてくれるところが特に好きで、照れるわけでも隠すわけでもなく、素の言葉で褒めてくれるのがアメリの人柄の良さも表しているなと。
褒めてくれるたびに自分もどこか気持ち良くなって、めちゃくちゃ気持ち悪い表情になっていたと思います。
また、告白シーンに至るまでも、アメリがクラスメートを本気で怒る表情、告白間際の驚いたような表情などなど、本当に可愛いんですよ。
なんか可愛いしか言ってない気がしますが、マジで可愛いです。
あと何気に声もいいんですよね、歩サラさんですし。
完全に目と耳の保養ですよね。
さて、シナリオ的には文化祭でどういう解決を図るのか興味があったのですが、その点もモデルというクリエイティブ要素をふんだんに活かした展開で、スッと頭に入ってくるもので良かったと思います。
新川君もいっぱい登場しましたし。
そんな感じでニヤニヤしながら進めていたら本当にあっという間の個別√でした。
唯一難癖をつけるとするならば、あれだけ脚のアピールをしていたのに大事なシーンがない!!!くらいでしょうか。
まあそこは我らが詩桜先輩のほうできっちり回収がなされたので諦めますが、こういうシチュエーションってどうやって決めてどうやって割り振ってるんでしょうね。
総じて、キャラゲーの個別√ってこういうのでいいんだよと強く思わされた内容だったと思います。
錦 あすみ
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先輩呼びがいいという話はここでは割愛しまして。
凸が無印版後の時系列ということもあり「あすみ×クリスマス」の演出を見れたのが一番良かったと思いました。
どこかの感想でも書いた気がするのですが、結構季節的な演出が好きなんですよね。
それに加えて、やはりシキちゃんの話からあすみと雪の親和性もずっとあったわけですし、あすみ√を初めて早々にクリスマスの話というのは個人的に掴みとしてかなり引き込まれました。
その上、早々にシーンに突入したことでアフターストーリーのスピード感を垣間見たのですが、他のヒロイン√では別にそんなこともなく、むしろ妃愛√に関してはまだかまだかと夜な夜な進めるくらいには後のほうにあって辛かったです(日記)。
まあこんな話は置いておきまして、早速あすみ√の最後の話になるのですが、ここも季節的な描写ということで桜を絡めた締め方はあすみの成長も絡めた王道で大変満足でした。
あと中盤は無印版の個別√と似た展開ですね(適当)。
いや、「似た展開」だとアンチみたいな物言いなので正確に言うと、無印版に引き続き、あすみのステップアップを描いた王道ストーリーだったと思います。
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ただVtuberというクリエイティブ要素やあすみの性格を踏まえると、どうしてもこういう話になるよなあという感じはありました。
先ほども書いた通り、基本的にはあすみの性格も相まってこの√はあすみの成長、殻を破るというところにフォーカスされているのですが、それって無印版である程度やってるんですよね、規模は違うんですけど。
凸だとスケールが大きいライブへの挑戦だったりでもちろん更なる成長にはなるのですが、フォーマット的には同じと言いますか。
そういうことを一言くらい書きたいなと思いながら進めていたのですが、あすみがシキちゃんのコスプレ衣装を買った展開を見てそんなことは忘れてしまいました。
やっぱりですね、あすみみたいな一見控えめ(広義)な可愛い後輩が恋人のためにこういう行動を取るというのがいいんですよね。
無いけど頑張る的な。
こういうのを侘び寂びと言うのでしょうか(たぶん違う)。
またその衣装できっちりシーンもこなしましたし、この時点で私は「もしや無印版で見れなかった衣装差分でのシーンがあるのでは?」などと有意義なことに気付き、あすみに感謝の気持ちが止みません。
まあシーンの話に限らず、音楽的な動きでも静と動でギャップが大きいところが良かったですし、結局のところ「すみぴ可愛くて草」に終始しました。
鎌倉 詩桜
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薄々感じていたことが凸をプレイして確信に変わったのですが、最大瞬間風速という意味では嫉妬しているときの詩桜先輩がダントツで可愛い。
延々と華乃を意識しまくっているのがめちゃくちゃ可愛いです。
各ヒロインともいろいろな仮面を被っていると思うのですが、その被り具合は詩桜先輩が一番好きだったりします。
さて、内容もさることながら詩桜先輩√ではまず触れなければならないことがありますよね。
そうです、あのバイトで着ていた和装のシーンが追加されているのです。
かくも言いながら私は「和装は脱ぐより着てなんぼ」という立場を取っているのですが、一旦それを置いておこうと思えるくらい良かったです。
そして着てからもなお、華乃の話をしている先輩が可愛すぎる。
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いやもう本当に、無印版の感想でも書いたと思うのですが、こういう年相応の女の子らしさをストーリーの序盤から少しでも見せられていたら私は詩桜先輩を一番好きになっていたかもしれません。
年上キャラでもありますし。
なんか妃愛からお姉ちゃんとか呼ばれてましたし。
まあ主人公目線では姉というより配偶者に近いムーブをしていたのですが、その辺りも意外ときっちりこなしていて、本当にギャップの塊みたいなヒロインですねこの先輩は。
また、個人的な好きポイントとしては、後半あたりに詩桜先輩が生徒から相談を受けた際に、主人公の考え方をトレースしているところだったりします。
無印版で個別√に入るまではあれだけ孤高を演じており、自身の考えを押し通す、また押し通す力があるややこしい先輩だったはずが、好きな人の考えを自然と汲み取ったうえで応対していたわけですよ。
テコでも動かない人がたった一つの恋をすることで豹変する展開が大好物なので、この描写でその雰囲気を感じた次第です。
シナリオの展開自体も無難でしたし、本当に主人公が旦那様になったストーリーもいつか出してほしいなと思います。
常盤 華乃
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なんというか…一人だけ参加する作品間違ってません?
そうそう、華乃√ってこういうのが見たかったんだよ的なものをそのまま見せられた感じがしてまして(特に猫っぽいあれ)、その結果、私は無印版の時点では明確な推しキャラ決めかねていたのですが、凸をプレイした後には華乃が一番好きになってました。
こんな同級生いてたまるかという思いと、こんな同級生と過ごしたかったという思いがせめぎ合っています。
さて、シナリオ的には詩桜先輩との雪解け(?)的なところもあり割と面白く読めたのですが、結局ラノベの顛末がどうなったのかが気になりますね。
まあ本作がキャラゲーのジャンルに分類される(と思ってる)ことを考えれば、そこまで描写することもないんでしょうけど。
この個別√は結局のところ、仕事モードでツンツンしてる華乃、甘くデレている華乃、いろいろ耐えられない華乃などなど、華乃の表情を満喫するものだと思うんですよね。
するとラノベの話自体は詩桜先輩との雪解けや、同棲、受験、本来のイラストの仕事といった他のこととの両立、言い換えれば主人公との助け合いで仲をさらに深めるという話なので、そういう意味ではもう必要十分な内容だったと言わざるを得ません。
しかし…華乃√に限った話ではないのですが、他ヒロイン√が実質的に妃愛目線でのバッドエンドなのが要所要所で効いてくる感じがしますね。
なぜかその感じを華乃√では特に強く感じて(妃愛目線ではあすみ√のほうが実は思うところがあるのかもしれないですが)、一度気になってからはずっと気になってました。
やっぱり家から出るという前提があれなんですかね。
妃愛から離れていく実感と言いますか、他ヒロインと比較して華乃と付き合うことが一番家族から遠くなるような印象を受けました。
まあそれでも私は華乃推しです。
華乃のギャップからしか得られない何かが確実に存在しますので。
和泉 愛妃
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さて、1回目のシーンまでめちゃくちゃ長く感じた妃愛√ですが、妃愛ちゅきちゅきもさることながら、こちらもやはり別に触れざるを得ないことがありますよね。
なんですか、突然登場したあの可愛い1年生組は。
あまりホームページとかを見ずにプレイしていたので、初めて見る1年生が急に二人も出てきて少し動揺しました。
か、かわいい…!
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なんでもかんでもすぐに個別√を求めてしまうのは良くないのですが、一方で莉々子さんの攻略ヒロイン化の件もあり、FDで出たサブキャラを次のFDで攻略ヒロインにすれば無限に商機があるのではと気付きました。
柑凪ちゃんだけでもいいのでなんとかしてください。
実際は妃愛の嫉妬心を煽る担当みたいなところもありましたが、その可愛い妃愛を見せるためだけにこの二人を登場させたとしたら力の入れ具合が凄すぎますね。
話は妃愛√に戻しまして、シナリオは兄妹仲の進展、もとい恋人関係の進展という感じでしたが、心なしか要所要所でのミリさんの登場が無印版よりも多い気がしまして、もしかしてバレるのか?と少しヒヤヒヤしながら進めておりました。
結局はアフターストーリーまでずっと隠し通した形になりましたが、よくよく考えればバレてから回りとどういう話をするのかとか、それでも結ばれる未来を選ぶのかなどなど、バレてからのネタを全て封印したうえでの実妹√って結構凄くないですか。
その場合はこそこそとするしかないわけじゃないですか。
実際にこの兄妹は凸でもそんな感じでしたし。
バレることでストーリーに起伏が生まれると思うのですが、その起伏なしで実妹√をやるって話的に難しそうだなと素人ながらに思ったりしまして。
まあ私はニワカですので、実妹√は最後まで隠すのが普通なのかもしれないのですが。
妃愛に関してはそのバレるかバレないかのイチャイチャを堪能しているのがまた可愛らしく、一方で仏壇のある家でよくやるなあとプレイヤー目線で謎に冷静になったり。
でも妃愛が幸せならOKです。
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一言だけ、この個別√で物申すならば、生徒会室での柑凪ちゃんのSD絵がCG絵であれば+100,000点でした。
次は4Kで見せてください。
全体を通して
初めはアフターストーリーというイメージで進めていたのですが、時系列が完全に無印版の後の話(2年生の冬~卒業)になるため、どちらかといえば無印版の続編という印象になりました。
アフターストーリーと続編は一緒じゃないのかというと、たぶん違います。
なので、この凸のあとにアフターストーリーとして結婚エンドまで描いてくれないかなという思いが強くなりました。
あとはやはり期待値を遥かに超えたアメリ√。
アメリの可愛さが爆発している作品と表現して差し支えないと思いました。
さて、次は莉々子さんですね。
既に薄々と、莉々子さんが可愛すぎてやばいという感想を持つのだろうなと思っているのですが、これまでの展開からどう仲睦まじくなっていくのかが楽しみすぎます。
5月か6月くらいにはまたその感想も書きたいと思います。
ではまた機会があれば。