見出し画像

最大限に自己成長する「全体会議インターンシップ」

「どこの会社でもやらないような、私たちも学生もこれまで経験したことのない面白いインターン企画でみんなで成長したい」

そう話す代表取締役 西河誠人氏が、ソーシャルコワーキングの運営を行う株式会社ATOMICAと協力して、インターンシップを実施しました。今回のnoteでは、実際に5daysで行われた三和物産のインターンシップの概要を説明するとともに、参加した4名のインターン生の感想を紹介していきます。

「楽しむ」よりも「面白がる」

ー西河社長が語る三和物産が目指すインターン生像ー

応募してくれたインターン生に期待したことは3つありました。
・文化祭ノリで自分たちを巻き込んでほしい
・面白いと思うこと、自分事になれることに取り組んでほしい
・下記の問いで考えて学生ならではのアイデアがほしい
 「明るい葬祭用品メーカーだとしたら?」 
 「日本中の誰もが知る葬祭用品メーカーになるんだとしたら?」
 
この3つから生まれた募集ですが、知らない会社からこんなインターン企画を聞いて皆さんは参加したいと思いますか?
 
【金沢市を本社に『明るい葬祭用品メーカー』として葬祭用品の企画・製造・販売を行う『三和物産株式会社』の全体会議の企画に携わっていただきたいと思います。
皆さんの視点から三和物産の魅力を発見し、常識にとらわれない考え方でオリジナルのアイデアを考案し、全体会議を一緒に盛り上げていきます。
このプロジェクトをやりきったあなたは大成長しているはず!学生ではなかなか経験できない貴重な機会。やる気のある方大募集!】

私は「楽しむ」とは、自分の興味ある分野をやることなのかなと。それは明らかに楽しいことですし、好きなことを楽しめる人は沢山いますよね。
一方で「面白がる」とは、与えられた環境で「いったん、やってみよう」と第一歩を踏み出すことじゃないかなと思っています。自分の興味とは無関係に与えられた環境でチャレンジすることは、多くの学びがあり、不思議と、面白がることができる人は周りから「いつも楽しそうですね」と言われています。なので、「楽しむ」よりも「面白がる」ができる人は素敵だなと思います。

これを見て応募してくれる人はきっと「面白がれる人」だと思い、このインターンシップが生まれました。

■インターンシップの参加者

インターンシップに参加した4名(左から、ぴーよん・あかりんご・はると・ひさたく)

あかりんご
学年:大学4年生
特技:クリエイティブダンス
インターンシップの役割:ワークショップの企画運営

ひさたく
学年:大学3年生
特技:野球、イベント主催
インターンシップの役割:縁日の運営・司会

ぴーよん
学年:大学4年生
特技:傾聴、タイ語
インターンシップの役割:ワークショップの企画運営

はると
学年:大学3年生
特技:ポーカー、テニス
インターンシップの役割:縁日の企画運営


■インターンシップの概要

三和物産の社員と一緒に最高の「全体会議」を創り上げる

※「全体会議」とは
会社方針の説明や社員の顔合わせが目的で、年に一度に行われる会社全体の会議。分散している支社の社員が石川県(本社)に集まる機会でもある。かつての全体会議は、社員が会社方針を一方的に聞くものであったが、「みんなで対話する会議にしたい」という西河社長の想いから、全体会議を盛り上げる企画・運営を行うインターシップの内容となった。


ーDay1-2 三和物産を知る

●入棺体験(実際に棺に入ります!)

●雲もなかづくり体験(雲のカタチをした、手のひらサイズのころんと可愛い「もなか」の餡に色を付けます。想って、作って、食べる体験型手づくりもなかの詳細はコチラ→https://kumomonaka.com/


★インターン生の感想

Day1-2(入棺・雲もなかづくり体験)を通して

はると:身内の死を経験したことがないので、死に対する準備をしたことがなくて…きっかけがないと考えられないのだと思います。三和物産はそのきっかけを与えてくれると思いました。

あかりんご:死って辛いことだと思うんですけど、必ずしも辛さを感じなくても良いんじゃないのかな。ノスタルジックな時間、例えば『この人はよくこういうこと話していたよね』とかラフに死について話せる方が良いのかなって。

ひさたく:身内の死が最近あって…。死について良い印象が正直ありませんでした。死って望んで起こるものでも予想できるものでもないので、普段から死について考えたり、家族と話したり、今をどうやって過ごすかによって、いざという時にどう対応できるのかが変わると思いました。

ぴーよん死について『いつでも家族と話し合ってもいいんだ、日頃の会話を大事にしよう。』と心に留めておくことができました。


ーDay3-5 全体会議を企画・運営

●社員交流会を目的とした「縁日とミニゲーム」を発案。
・縁日:ホームパーティを主催することが趣味のインターン生がいたことから、社員を「もてなす」ことができる企画が発案された。
・ミニゲーム:ポーカーが特技のインターン生がいたことから、ひつぎひつじのカードを用いたポーカーが企画された。

●社員の相互理解を深めることを目的とした「三和物産deリアファーミング(再確認)」というワークショップを企画。
①社員に入社後のモチベーショングラフを書いてもらい、どの社員のグラフかを当てる。
②今後の目標を漢字一文字と好きな色で書いて発表する。


★インターン生の感想

Day3-5(企画)を通して

ぴーよん:「社員さんがなんとか私たちの案を形にして、全体会議のプログラムに組み込めるように、協力してくださって…私はそれがすごく嬉しかったんですよね。」


■【座談会】インターンシップを振り返る

インターンに参加した理由は?

はると:大学のコワーキングスペースをやっているATOMICA(※¹)さんのスタッフさんから紹介していただきました。葬祭用品メーカーという決して明るくはない業界の中で、「明るい葬祭用品メーカー」と掲げているのが面白いと思い、興味を持ちました。

ひさたく:参加したのには、2つの理由があります。一つ目は自己成長。二つ目は新しいことに挑戦したいなという想いがあり参加しました。参加した経緯は大学の先輩からATOMICAさんを紹介していただきました。
もともと大企業のインターシップに参加したいという思いが強く、本音としてはあんまり乗り気じゃなかったんですよね。でも面接の際に、西河社長に「明るい葬祭用品メーカーを目指しているんだよね」って言われて。それがすごいギャップで(笑)。良い意味で「何それ!」みたくなりました。また、果敢に挑戦するという大学生活を過ごしていたので、5daysで経験を積みたいなと思って参加しました。

あかりんご:Recra(※²)の方のインターンに参加していて、西河社長から直接紹介してもらいました。自己成長というところもありますし、「面白そうだな」と思ってとにかく飛び込みました。

ぴーよん:三和物産の選考を受けている途中で、西河社長から「明日からインターンがあるから参加しませんか」と声をかけていただきました。今までの枠に囚われず、価値観を作り変えていこうというところにすごい興味がありました。  

(※¹ ソーシャルコワーキングの企画・開発・運営を行っている会社)
(※² 三和物産の社内ベンチャー企業で、アップサイクル商品の企画・開発・販売を行っている会社)

大きく成長したところは?

ぴーよん周りのメンバーに頼れるようになったことかな。今までは「全部わたしがやっとくよ」と言って、気付いたら自分がやってしまうことが多かったんですけど。
インターンを通して、自分より他の人が向いているなと思う部分は他の人に任せたり、逆に自分が得意だと感じる部分は自分で取り組めるようになりました。そういうところが一番成長した点です。

あかりんご:私は、みなさんの意見を盛り込みながらアイデアを形にすることです。今までできなかったことなので、成長したといっていいかもしれません。

ひさたく:自分はいつも主催していた側だったのですが、その主体性を活かしながら協調性を養えたことです。ワークショップの司会をやらないかと西河社長に提案されて「司会をやらせてもらえませんか」と返答したんですよ。実際にやってみて、周りが楽しんでいる様子を見たときにめっちゃやりがいを感じました。これは自分的には成功したのかなって。

司会進行を務めるひさたく

はると:インターンシップで、1つの課題に向かってチームでやるのは初めてでした。
やっていく中で、ゼロイチ(アイデア出し)が苦手だなと思いました。でも、他の人たちがやっているのを見て、どうやったらアイデアを出せるのかを自分の中で取り込めたのが成長したところだと思います。
また、ゼロイチにしてもらったことを発展させるのが自分の得意なところだと思ったので、その部分を磨けました。

三和物産のインターンシップの魅力は?

ぴーよん:全体会議という大事な会議に、インターン生として参加させてもらえること自体が特異なことだなと感じますね。自分たちが担当できるワークがあって、決められたワークをするという会社が多い中で、自分たちで創り上げていくという体験ができたのは三和物産のインターンならではでした。

あかりんご:社員さんがすごくフレンドリーでした。温かいというか。インターン生のアイデアを積極的に使おうとしてくれたり、すごい小さいことでも「あー!いーじゃん」と言ってくれたり、他のインターンで感じられなかったやりがいをすごく感じました。

ひさたく成長させてくれる人と場所があるなと感じました。これは間違いなくです。
司会を任せてくれる人がいる、やりたいという意思があれば挑戦させてくれる。これは三和物産の魅力だと思います。

はると何事にも前のめりなところです。目標を達成していくぞ!という前のめりな姿勢だったり、社員さんから前のめりに一緒に参加してくださいました。

どんな人におすすめ?

ぴーよん:社員さんとフラットな感じで意見を出し合ったり、社員のみなさんの雰囲気を知ることができたので、三和物産を知りたい人におすすめです。

あかりんご:あまり企画とかに自信がない人に参加してほしいです。このインターンを通して、色々な人と協力し合いながら、かつアイデアから完成させることができたという、私にとってやりがいや達成感を得られた体験になりました。

ひさたく:大学1年生や2年生に教えてあげたい。大企業に行かないといけないという風潮があるのですが、本当は自分が活躍できる場所をインターンで知るべきだと思うんです。1・2年生で学びを吸収できる機会が多いと、3・4年生の時に良い状態で企業選びができると思います。

はると:普通のインターンとはかけ離れています。与えられたことをやるというよりは、自分で考えて自主的に参加できるインターンに参加したい人におすすめです。


▶NEXT ACCTION 三和物産のメンバーと話そう

「三和で自己成長したい!」「仕事の面白さを知りたい!」「もっと三和を知りたい!」と少しでも感じた人は‥‥下記のリンクをクリック!


この記事が参加している募集