できたての魔力 ーおうちごはんを、おいしく。
温泉街の温泉まんじゅう
肉屋の前で食べるコロッケ
焼き立てのパン
おいしいものシリーズ。
はふはふ
でも、どれも、ほんの30分、その場に置いていたら・・・?
外出自粛の影響で、テイクアウトの利用が増えている。
4割も増えたって、ちょっとすごい。
確かに、家の周りでも、今までテイクアウトをやってなかったお店がテイクアウトを始めた。外出自粛中は、外食できない分、よくテイクアウトを買いに行った。自炊にマンネリしたとき、強力な助っ人だった。
でも、いつもそのお店で食べているものと・・・同じではない。
この違いはなんだろう?
それはきっと、「できたての魔力」だと思う。
調理したものには、10分くらい、「できたての魔力」が宿る。
(できたてすぎる揚げ物は、熱すぎて危険だけど)
浴衣を着たら可愛さ3割増し、くらいには、おいしさ3割増しだと思う。
冒頭にあげた、はふはふシリーズは特に顕著で、軽く5割増しにはなっていると思う。
料理をしたら、すぐ食べたい。
だから、私が料理をしたあとの、とっ散らかりようは、ひどい。
フライパンもボウルもほったらかして、すぐ食べたい。
後片付けをしてくれる夫には、いつも申し訳ない。ごめん。
もうちょっと片付けてから食卓につけばいいものを。
できたてをすぐ食べたい気持ちに勝てない。
大好きだった料理教室でも、調理器具を洗ってから出ないと、いただきますができないことだけが、不満だった。
「冷めちゃう冷めちゃうーーーー早く食べさせてーーーーー!!!!」と。
テイクアウトの素晴らしさは、否定のしようがない。
家に帰ってすぐ食べられる!簡単便利で、いつもと違うものが食べられる。以前のように外食できない間は、テイクアウトで飲食店の応援もしたい。
でも、いろんなテイクアウトを食べてみて感じたのは、「できたての魔力」の存在だった。
作ってすぐ!食べるものには、スペシャルなおいしさがある。
特別な調味料を使ってなくても、高級食材じゃなくても
料理上手じゃなくても。
だから、明日も作ってすぐ!食べよう。
自分で作るごはんのおいしさを増幅させて。