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イヤな仕事ができなくなった体
おはようございます、さんくです。
僕は大学を卒業してからつい2年前まで、いわゆるブラック企業につとめてました。
1日14時間働き、休みは週1。管理職だったので休み日もバンバン電話がかかってきます。
続けてきた理由はお金。命の時間を削れば、そこそこの生活が送れる。きっとマヒしてたのでしょう。
ブラックをブラックと思わなかったし、職場を修行の場と思ってたので耐えれば耐えるほど強くなれると思ってた。
しかし、ちゃんと自分のキャパに限界がきたので、退職を決意してから1ヶ月で辞めました。
20年ブラックに勤めて思うのは、仕事の定義が間違ってたこと。
仕事は本来、お客さんに価値を提供し対価として給与をもらうもの。困ってる人がいて自分のスキルや知識でお客さんを目指す場所へつれてくことと思います。
しかし、僕の思考は全て自分本位。お客さんなど関係なく、毎月売上、利益は絶対死守。労働時間を短縮してくれ、休みを増やせ、有給とらせろ。思うのはそんなことばかり。
会社の発展?1ミリも考えたことはありません。会社が潰れようが潰れまいが関係なく、ちゃんと給与、ボーナス、決算賞与、インセンティブが出ればいいよ、という考えた方。
高校生くらいから、「働く」意味というものを考えた記憶があります。
その頃から今も働くとは、文化祭の準備のようなイメージを持ってました。
自分らで考えた企画をみんなに届けたくて、放課後からトンカチ持ってカンカン叩く。物がなければ100均に走って、無いものリストを潰してく。時間は夜になろうとお構いなし。
教室や視聴覚室がいつもの昼間の風景と違うのがまたいい。21時になっても22時になっても帰らないもんだから、警備員さんに帰れと言われる。
でもまだまだやりたくて、夜の公園で作業を開始。気づけば飲食を忘れてるから、コンビニ、吉野家で買い出し。
会社員でもこんな働き方できるじゃないかと、本気で今も思ってます。
自分で企画を打ち、目の前のお客さんのことを真剣に考える。
やってもやっても間に合わず、オフィスでも自宅でもずっと作業をする。小腹が減れば、仲間と酒を酌み交わす。
僕は人が好きで、仕事もたぶん好きっぽい。
ただ組織は大嫌いで、合わない人間とは働きたくないし、命令されるのなんてもってのほか。
気の合う仲間と働きたい。見つからないのであれば一人でもいい。
悪いストレスは一切なく、締め切りに迫られたり、過労でも心地よいストレスを感じながら仕事をしたい。
今、少しずつ、そんな働き方をしてます。
正社員を辞め、バイトでゆるく最低限のお金を稼ぎながら、たっぷりある時間は、自分のやりたいことをやる。
事業には程遠いけど、自分で仕事をつくり、対価として得た1万、2万、5万は◯ぬほど嬉しい。(おもに物販)
もうイヤな仕事はしないと決めた日。給与もびっくりするくらい減ったけど、楽しく働いてれば大丈夫。
文化祭のノリで働けば収入も増えることも、ちゃんと証明します。
今後ともよろしくお願いします。