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敵(ブラック企業の上司)を見極めろ

おはようございます、さんくです。

僕は、15年ほどブラック企業に勤めてたのですが、ブラックの定義って、「残業時間多い」や「休日少ない」みたいなイメージと思いますが、それよりなにより外せないのは人間関係。

ブラックの体質にメスを入れないものが代表や役員をやってるわけですから当然、社内環境も悪化してるわけです。

とにかく怒り狂う上司に、悪口、陰口を言わないと存在を示せない社員など、なかなかやっかいなところです。

社長、専務が部長をクソミソに叩くもんですから、とうぜん腹いせは僕らのような中途半端な管理職に向けられます。

言葉の暴力は矢のように飛んできて、本当に頭がクラッとする時もある。自分は何に怒られてて、何が悪かったのかも分からなくなる。

会社の一歩外に出ればただのオッサンに震えて、ビビって、顔を見ればビクついて、自分の顔も引きつって、自分が情けないことすら感じないようになってくる。

これがつい2年前の僕なんですが、さすがにいつまでも奴らに付き合ってるほど人生は長くないと思い、あっさり退職しました。

当時ビビり散らかしてたのは間違いないんですが、ただ誰よりも反抗し、思いっきり言い返したこともあります。

そのとき、はじめて人間のコメカミがピクピクするのを見ましたw

直属の副部長にキレたのですが、当然あとから部長がやってきます。そのときの部長は優しいんです。

「◯◯(副部長の名前)は、やり過ぎや。後からキツく言っとくわ!」
「確かに◯◯も悪いけど、□□(僕の名前)ももう少し冷静にならんとな」
と、全てを見透かしてるような優しい笑顔で僕に話かけてきます。

僕は、それが気持ち悪くてしょうがなかった。

部長、副部長の信頼関係は絶対で、ブラックの役職なんて、任侠の兄弟分みたいなもんです。

僕が歯向かった落とし前は、どうつけさすか話してるのも知ってるし、あの日以来、部長が何倍もキツくなったのも実感してた。

だから言うけど、
「だから、あんたらは弱いんだよ」と今ならそう思える。(あの時は悔しいけど分からなかった!)

吠える上司をよく見てください。大概、何かに怯え、周りをキョロキョロし、人目を気にしてます。

怯える先は社長なのかもしれないし、数字なのかもしれないし、自分の権威が失われることかもしれないし。

それ以前に自分をコントロールできず、感情しか吐き出せない人間って、小学生以下と思ってしまう。

僕が一回ガツンと言った後は、ずっと無視されましたw役職があって、ええ給与もらってるんなら、俺の機嫌くらい適当に取って、利用でも何でもして、とっとと自分が働きやすいようにやれや、と思ってました。

何かに怒って、何かに当たらないと存在を示せない上司。

奴の真ん中をじっと見れば、脆い心がそこにはあります。経験から間違いないです。

もろくて精神が弱いことを隠して威張りちらかしてる上司とは10000mくらい距離をあけましょう。

寄り添う必要なしです。
 
会社という建物に入ったら、鬼に見える錯覚にごまかされないでください。

本当にタダのおっさんです。





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