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誰かの下で働けなくなった体①

おはようございます、さんくです。

僕はつい2年前まで社会人生活を20年あまりしてきましたが、今はバイトです。

大学を卒業して営業職を3年ほど、そして少しフラフラしてからのブラック企業15年以上勤務。(たぶん16、17年!)

社会人1年目からどうも、社会の構造が合わない。人が3人以上いれば、めんどくさいと思ってしまうし気も使い疲れる。

社会不適合なのは1年目から薄々気づいていて、会社の門の外と内ではまるで別世界と感じてしまう。

門をくぐると、そこは会社の代表や役員に洗脳された従業員がいるようで、会社オリジナルのルールなどを聞かせれると「ウッ」となってしまう。

外に歩いてる人が自由に見えて、そっちにいきたいといくら思っても、タイムカードを切った瞬間から今日1日14時間、会社に全てを預ける契約を交わしてるんだから無理な話。

タイムカードの効力は抜群で、ディスプレイに時間が刻まれば、そこから自由はなく、時間を管理され、一生一緒にいたくない人と共に過ごし、数字を上げなければ鞭を持った人間がケツを叩きにくる。

そして、それより一番怖いのは、おかしなことをおかしいと思わなくなくること。

少し疲れたなと思って椅子に腰を掛けたとたん、「お前、何休んでるの?」「◯◯の件の進捗どうなってんの?」と声をかけられてる気がする。(妄想の病気?)

たったひと時の休憩をするだけで、頭の中は「いえ、今日昼食とってないので、少し休んでました」「◯◯の件は先方の連絡待ちです」といくつものアンサーを頭に用意しながら休憩する体。

ふいに社長が顔を出した時には、「さんくくん、△△の計画はいい感じ?」と赤子に声をかけるくらい優しい口調、満面の笑みで話かけてくる。

優しい顔の裏には、僕の直属の上司から△△の件は、チームがうまく機能しておらず頓挫ぎみな報告を受けていて、それでも知らないフリで聞いてくることも知っている。

Aを聞かれたら、A〜Gくらいの返しを日常から用意してるから(完全病気!)、いつでも回答の準備はできてるはずなのに、聞かれることは、答えの用意してないBのこと。

僕の顔は真っ青になり、「うっ、うっ」と声を出したくても出せない。蔑んだ目で見るように、僕の声が出るまで何も言わず、両端の役員は、頭真っ白な僕を表情ひとつ変えず見ている。

こんな生活が毎日続いたのは、本当怖い。それがおかしいと思わないのはもっと怖い。

明日、反撃します!





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