自分の人生に会社を入り込ませない
おはようございます、さんくです。
だいたいの人は高校、大学を卒業して社会人になると思うんですが、僕のイメージでは高校、大学までは全てのことに自分に選択権があって、未来への希望が溢れてる時期だと思います。
そして、社会人になれば、就職をゴールと捉え、学生の時に持っていたあらゆる選択権を、自ら手放す人が多いような気がします。
社会人になった瞬間、こんな経験をした人も少なくないと思います。入社日、周りの同期が緊張してソワソワする中、自分もヘマでマイナス加点を入れないよう体が縛られたようにカチカチになる。
先輩らが少し強めに「あーしてね、こーしてね」「それは、こっちじゃなくてあっち」と威圧してるわけではないだろうけど、妙に強くトゲのように刺さる。
そして、いよいよ役員や幹部と対面。入社式では、気さくで良い上司で良かった〜と思っていたのに一転、現場では神のように扱われ、みなヘマをしないようビビリ散らかし、常に顔色をうかがってる。
周りの既存の社員の話を聞くたび、
「ん?なんだか、宗教っぽい変なとこにきてしまったぞ」
「あん?なんなん、この会社の独自ルール。世間が見たら嘲笑されるわ」
と最初は思っていても、いつの間にか、そんなことは頭に出ないようになり染まってしまう人がほとんど。
僕は良いか悪いか分かりませんが、15年勤めた最後の最後まで、入社日に抱いた疑問や違和感を持ち続けてました。
その思考で役職を持ったので、一番の地獄ロードだったのは間違いないでしょうw
よく反論として、
「みな、疑問や違和感を抱えてる。表に出さず仕事を淡々とこなすのが一流」
「感情を出して、仕事に差し支えがでるのは3流」
おっしゃる通りです。返す言葉もありません。
ただ、それをしたくてもできない、努力して改善する気もない者もいるってことです。
僕は会社の独自ルールが大嫌いでした。
賛否のある考えた方ですが、僕は上司への報告なんてクソくらえと思ってました。
もちろん数字報告や重大案件は、会社で共有し、今後の対策、改善には欠かせませんし、もし事が大きくなった場合でも上司が報告を受けてることにより、問題がスムーズに解決するケースもあります。
ただ自分自身で解決できること、自分の対応で十分なことも、全て上司の判断に委ねないといけないルールには本当ウンザリでした。
これらの報告は、会社にとって有益な報告ではなく、ただただ部下に罵声を浴びさせられる場が設けられるだけでした。
直属の上司に怒鳴られ、横の繋がりの上司にも怒鳴られ、数日後、たまに合う役員にもぶり返され、最初の小さな出来事は、形を変えモンスターを作り出す案件になってました。
僕は、会社の意味のないルールが大嫌いだし、会社内でしか通用しない考えにいつも抗ってきました。
僕は退職するまで、自分の人生の中に会社を入り込ませないよう、ずっと努力してきました。まぁそれがしんどい思いを引き起こさせたんでしょうがw
しかし、それらを経験することで、会社に自分の人生があるのではなく、自分の人生のあらゆるもののなかに一つの会社があるだけだと体で覚えることができました。
さらに人生をより良いものにするため、人生の中から嫌いな会社をあっさり捨て、心地のよい仕事、良いストレスしか抱えない事業を手に入れました。
まだまだ前職の収入に及びませんが、楽しんで生きることが、わけの分からん悪を淘汰するところを見せていこうと思います😄