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赤字経営の突破口(最終話):諦めない挑戦が掴んだ融資成功の瞬間

この記事は、以前ご紹介した、2期連続赤字から新事業に挑み、融資を成功させたクライアントの物語の続編です。前回の記事では、どの金融機関からも断られる状況を乗り越え、ようやく掴んだ面談の場面までをお伝えしました。
1回目、2回目の記事はこちらからご覧いただけます↓

今回はシリーズの最終話として、融資の結果とその成功の鍵について詳しくお届けします。


そして数週間後、信用金庫の担当者から一本の電話が入りました。

「融資実施が決定しました。」

その知らせに、胸が熱くなる思いでした。
赤字続きという逆境の中でも、事業計画の将来性が評価され、目標金額の融資を実現。
社長とともに、その成果を心から喜び合いました。

振り返り:勝因はどこにあったのか?

正直なところ、今回の融資成功の「これといった決定的な勝因」は、今でもよくわかりません。担当者がサバイバルゲーム好きで、面談中に意気投合したことが間接的に影響したかもしれませんが、それが決定打だったとは思えません。

むしろ、鍵となったのは以下の2つのポイントだと感じています。

1. 諦めないこと

今回の融資は、電話で条件を伝えた段階で4件もの金融機関に断られる厳しいスタートでした。そのたびに諦めそうになる気持ちを何度も振り切り、「次のアクション」を起こし続けました。この「諦めない姿勢」こそが、成功への分かれ目になったと言えるでしょう。

融資交渉では、断られることがゴールではありません。断られた理由を分析し、次の金融機関にどう伝えるかを考え続けることが重要です。

2. 銀行に伝わる計画書

ただ闇雲にアプローチするだけではなく、銀行が評価するポイントを意識した事業計画書を作成することも大きな要因でした。

具体的には、過去の赤字要因を隠さず、どのように改善していくかを具体的に説明することで、事業の成長可能性を数字とともに伝えることができました。この計画書が担当者の社内説得に役立ったのだと感じています。

「やってみないと分からない」

これまで3回にわたり、二期連続赤字という厳しい条件の中でも融資を成功させた社長のエピソードをお伝えしました。この物語から学べるのは、「諦めずに行動を続けることの大切さ」と、「自分たちの事業を金融機関に正しく伝える努力」の重要性です。

結果がどうなるかはやってみないと分かりません。しかし、行動を起こさなければ成功する可能性もゼロです。まずは一歩を踏み出すことから始めましょう。

資金調達でお悩みの方へ

「こんな条件では無理かも…」と思えたとしても、諦めずに挑戦することで道が開ける可能性があります。私たちは、事業者の皆様の資金調達をサポートし、次の一歩を後押しします。まずはお気軽にご相談ください。

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