「ワークショップ成功の秘訣:松竹梅の法則で親子の心をつかむ!」
ワークショップを開催する際、料金設定って悩みますよね。
特に親子参加の場合、どうしたらみんなが満足してくれるのか…。
そんな時に使えるのが「松竹梅」の法則です!
これを上手に活用すれば、自然と高いプランが選ばれ、満足度もアップ!
今回は、目線の高さを意識したポイントをご紹介します。
松竹梅の法則って?
簡単に言うと、「松」(高い価格帯)、「竹」(中価格帯)、「梅」(安い価格帯)の3つを用意するという方法です。
それぞれに内容を工夫して、親子でどれを選んでも満足できるようにするのがコツ。
でも、さらにここに親子の目線の高さを取り入れると、もっと上手くいくんです!
親子の目線を活用!高さを工夫してもっと選ばれる設定に
ワークショップで、どのメニューを選択するか決めてもらう際のPOP(値段が、わかる物)にひと工夫します。
あえて縦に並べるんです。
松(高価格帯): 子供の目線の低い位置に配置!
ここがポイントです。
子供の目線の高さ(低い位置)にあると、子供はすぐに「これやりたい!」と言い出します。
お値段が高い分「特別な材料が使える」「ちょっとレアな体験ができる」など、子供が「すごい!」と感じる内容を盛り込むのがポイントです。
竹(中価格帯): 親子どちらからも見やすい、真ん中の位置に配置。
中価格帯はバランス重視!親も「これならコスパいいかな」と思うし、子供も楽しめる内容に設定します。
特別感は少ないけど、安心して選べるポジションです。
梅(低価格帯): 親の目線に合わせて高い位置に配置。
親はまず安価なプランに目が行くもの。
でも、ちょっと高い位置に「梅」があると、「まあこれでもいいかな」と思いながらも、子供が「松」を選びたがるのを見て「じゃあそっちにしようか…」となりやすいんです。
ここが狙い目!
子供が選ぶのはやっぱり「松」!
親が最初に「安い方でいいかな」と思っていても、
子供が目の前にある「松」を見て「これやりたい!」とテンションが上がると、親も「まあ、子供が喜ぶなら…」と高いプランを選んでくれることが多いんです。
この作戦がうまくハマると、親も子供も満足して、
ワークショップ全体が大成功!
実際にやってみたらこんな結果に…
この方法でワークショップを行ったイベントでは、
子供たちは見事に「松」を選びたがり、親も笑顔でその選択に納得していました。
二日間で60人が参加したイベントでの結果
1日目の比率
梅:9.52%
竹:52.38%
松:38.10%
2日目の比率
梅: 5.13%
竹: 69.23%
松: 25.64%
2日間の比率
梅: 約6.67%
竹: 約63.33%
松: 30.0% 
※ちなみに、、、梅と松では約2倍の値段差があります。
初日の比率が凄くないですか?!
結果、売り上げもアップし、みんなが楽しめるワークショップに!
竹のメニューに人気が集まるのは当然のことですが、
そこから如何に松のメニューを選んでもらえるようにするか♪です。
まとめ
「松竹梅の法則」と「目線の高さ」を工夫するだけで、ワークショップの成功率がぐんと上がります!
子供が選びたくなるように松を低い位置に、親が見て安心できるように梅を高い位置に配置することで、親子で満足度の高い選択が自然とできるようになります。
ぜひ、次のワークショップで試してみてくださいね!
きっと「なるほど!」と思うはずです。
この設定、親子参加型ワークショップにとってのちょっとした「魔法」になるかもしれませんよ!