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続・ソール・ライター風LUT遊び

こんにちわ、こんばんわ。
動画機用途で導入したはずのLUMIX S5ⅡXですが、すっかりリアルタイムLUTにどっぷりといった感じの私です。

改めてアップする程の内容では無いのですが、実家に帰った際に、日中シンクロ+前回作成のLUTを組み合わせて撮影したものを、ただアップしておきます。

大抵の撮影データはSSDに埋没し行方知れず、また撮影内容自体を忘れてしまうため、備忘録も兼ねての内容となります。

特に、日中シンクロとなると、太陽光との位置や被写体の距離感など、記憶が残っているうちにメモらないと、次回の糧にならないので、意味不明な解説もあるかもしれません。(次回、自分で読んで理解できる程度にはしないとですが。。。)


機材リスト

Camera:DC-S5ⅡX
Lens      :SIGMA 65mm F2.0 DGDN
Flash.     :GODOX V1(O)
ND         :Polar Pro  Peter McKinnon Edition II 2~5Stop

撮影方法

私はTTLは使わないため、カメラもストロボ(1/64〜1/1、0.3EV刻み)もMでの撮影しています。アップ画像は全て強制発光にて撮影され、同調速度は最速1/250秒。レンズはF2〜22の絞り
設定が可能(実質F11以上は未使用)。減光が必要なため可変ND2~5Stopで調整。
ストロボはディフューズ未使用。首振りは一部あり。
天候は、台風一過後の太陽直接光と、時に雲り隠れての間接光が混在。

現像操作
前回作成したLUT[Saul_Pos_Kodak]のみを使用してのカメラ内RAW現像のみ。フォトスタイルは、Std、Vivid、Flat、Port、L.mono D等をシーンに合わせて適用。その他微調整は感覚的に加えてあります。


作例画像

太陽は直接光(順光)+ストロボ光。発光量抑制。被写体までの距離約75cm程度

被写体距離が1m未満時は、ストロボ側の発光距離を1〜2mに調整で背景露出を落とす事が可能。

太陽光は間接光(サイド光)+ストロボ光。被写体距離1m未満。背景は日陰環境。発光抑制し背景は極力落とす様。1/32程度の発光での一枚。日中シンクロならではの一枚。

SS:1/160s.F:6.3の露出により、被写体ブレ、深度も確保。

日陰+ストロボ光。被写体距離1m程度。発光量は不明。1/80s、F5.6なので1/8〜1/2程度予測。緑の葉部分のテカリは残しつつ白飛びは抑制。F5.6なので適度に奥行き感が立体性を残してくれた。雨に濡れた様な質感に仕上がっているが、これは葉っぱ自体の凹凸によるもの。

緑の色の深さはLUT+ストロボ光ならではないかと思います。

人工物の仕上がり具合
太陽光(直接光)+ストロボ。被写体距離6〜7m程度のためフル発光。光源の挟み込み状態。ストロボ光は交通標識のメッキ部分に適度なエッジを立たたせてくれながら、前後背景(地面部分)には影響なし。LUT効果+フォトスタイルの組み合わせによって重厚感は強め。立体感の際立った感じはレンズ性能のおかげかも知れません。

65mmの焦点距離は、斜め上から見下ろす際にも決まり易い印象。

太陽光(直接サイド光)+ストロボ。被写体距離は1.5m程度。一見、発光効果はわかり難いですが、黄色のポール部の発色と、シルバーのチェーンの質感は良結果に。アスファルトや小石の質感もマッチョな仕上がりに。

全然、爽やかな夏ではないですね。。。

太陽光逆光+ストロボ。ストロボ光の必要性は低いですが、地面を覆われたシートから生えた2株の雑草の感じがきになった時の一枚。ギンギンの太陽光がシートの素材感の雰囲気を変えてくれました。

なんか、切なく感じてしまったのです。。。

太陽光+ストロボ。被写体距離1m程度。そこにある光と影を中和させてくれるのも日中シンクロの作用があると思います。逆に、光と影に加えて強制的にオブジェクトを浮き上がらせてくれる点も、この撮影方法の面白さです。

発光の作用により明部はそのままに暗部を持ち上げてくれます。

太陽光サイド光+ストロボ光。これは太陽光だけでも撮れるかも知れませんが、ストロボ特有の質感とLUTの白色も上手く再現された印象です。


太陽光(トップ光)+ストロボ。1/250s、F7.1露出で影部を起こす程度の発光量。
発光した場合、被写体と被写体の分離効果が感じ易いものですが、このカットでは前後の被写体の関係性が曖昧になり一体化して見えます。発光しなくてもそう撮れたのかも知れませんが。。。


太陽光(サイド光)+ストロボ光。被写体距離3〜7m程度。発光量は1/4〜フル発光。1/20s、F7.1ですが、NDで減光をして低速シャッターを選択。
ストロボ発光すると艶感がでていい感じです。

もう少し葉っぱが揺れてれば良かったですね。

太陽光(順光)+ストロボ光。被写体距離1〜2m程度。トップ気味の順光と下からの光の挟み込み。適度な透過光と暗部も持ち上げにより、綺麗なグリーンのトーンになりました。何故か奥の花にピントを合わせてしまい手前の半ボケの花が合成処理された感じになっちゃいました。。奥の花の額部分の艶感はストロボ使わないと出ない質感ですね。リアルとノンリアルが融合したと言えば聞こえはいいですが。。。。
花の艶感、艶かしさとグリーンのトーンのミスマッチ感。こう言った予期せぬ一枚が撮れるのも、デジタル全盛の今としては日中シンクロならではの楽しみ方の一つってかんじですね。


それにしても、真昼間からこんなサイズ感のカメラをぶら下げるっていうのは、違和感の塊ですね。もう少し小さなストロボを新調したいと思った今日この頃でした。同じGODOXから、昔のNIKONのSB15みたいのが発売されているんんですよね。

化け物感がスゴイ!!

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Taro-san
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