ケーブルレス!?直挿しタイプのSSDで撮影をするアクセサリー導入。
あけましておめでとうございます。
雑多な内容ばかりの投稿となりますが、本年もどうぞ宜しくお願い致します
今年の抱負としましては、昨年のnoteの不定期だった更新を、今年は定期的に更新出来ればと思います。ニッチな内容ばかりにはなるでしょうがお付き合い頂ければ幸いです。
25年初回の今回は、カメラアクセサリーでも紹介してみようかと思います。
既にトップ画像にも写っているUSB-Cタイプの外付け SSD128GBについてです。
LUMIXやBMD製品をお使いの方ですとご理解頂けると思いますが、
LUMIXの一部機種やBMD製品は、SDカードやCF Express TypeB等のメモリーカード以外に、USB接続をしてSSDを使った写真撮影や動画収録が可能です。
ポータブルSSDをUSB-C接続すると、書き込み速度はSDカードよりも高速な仕様となり、手元にあるSSDでは最大1,000 MB/秒で収録が行えます。加えてSDメモリーカードよりも大容量、販売価格が安いのも見逃せないポイントです
そんなSSD運用が中心の私ですが、不満点もありまして、それはケーブル接続になるところ。本体側のUSB端子へのダメージも心配ですし、撮影中スポッと抜けるのでは?と不安感を抱えた撮影スタイルでもあります。(ケージを使えばロック機構もあり改善策はあります。)
そんな不安材料を取り除いてくれたのが、昨年構築したミニマルシステム。NEEWERのCA040、強くお勧めしたいところですが半年以上在庫無し。これは多分生産完了ですね。
昨年大活躍したこの組み合わせは、今でも気に入っている動画用システムですが、
写真用途としては不満点もいくつかあります。
①両手が使えず操作性の低下
②大袈裟に見えてしまう
よりコンパクトに扱えて、ケーブルレス仕様の直挿しSSDは無いかなぁと探してた物が今回ご紹介するコレです。
HIKSEMIから発売している直挿しタイプのSSD です。
実際購入しても、カメラと接続して動くかせるかが微妙だったので、
弱者な私は128GBを選択しました。
有線型と比較しすると書き込み速度は遅くなり“400MB/s”
実測値は知りませんが、単純計算3200Mbps。半分としても1600Mbpsは維持出来そうなので、UHS-IIのV90よりは速いのでは推測します。価格も1/4程度なのが有り難いですね。
カバーが開きっぱなしですが、普段からこの状態なので気にはしません。
それよりもこのサイズ感。めちゃくちゃ小さい!
見た目の感動はここら辺にして、1番の問題でもある”実際に使えるか?”です。
以前導入したBELKINのUSB-C分配器は一瞬で非対応と判ったのですが、
その際は、散財のダメージと言うより、夢破れた感の方が強かったです。。。。
カメラ側が認識するか?
早速、カメラに差し込み、“USB-SSD”を選択してみると、
普通に認識してくれました。ラッキー!!
対応モードについて
メモリー自体が128GBの容量しか無いので、大容量データのProRes422HQや422で撮るつもりはないですが、一応チェックしてみました。
速度不足で停止された動画ファイルは、書き込み不良も起こしており中間ファイルの.mdtファイルになっていました。"動画修復"を使い修復は可能でした。
高解像度モード以外のC4Kなどもチェックしましたが、913Mbpsや609Mbpsも速度不良で録画停止となりました。恐らくProRes422はFHDに留めた方がよさそうです。(実際に使う事はないでしょうが。。。)
静止画撮影時の連写について
このSSDを探した理由は元々静止画用途だったので、連写の書き込みについてもチェックしてみました。確かS5IIXにはかなりのバッファメモリーが搭載していると記憶しています。RAW+Jpegで最大200コマ撮れたと思います。
そこで、一気に200コマをRAW+Jpegで撮影し、書き込み終了までの時間を確認してみます。(実際には絶対使う事はないですが。。。。)
連写200コマからの書き込み終了までは、2分12秒ほど掛かりました。
その間のMENU画面操作は可能。バッファが完全復帰前でも再撮影は可能でした。
8.5GBを132秒で書き終えるので、66MB/s程度の書き込み速度の様なので、528Mbpsって感じですね。遅からず速からずな具合ですが、1枚¥3500位なので文句は言えないですね。
iPhone 15Pro MAXとの相性について
iPhone 15Pro MAXでは、Blackmagic CAMを使用していますが、4Kの場合はProRes422LTでも録画停止しました。iPhoneの場合はH2.65かH.264しか使い道は無さそうですね。。。このサイズ感でProRes撮れれば最高だったのですが、速度低下は発熱の影響が強そうです。
まとめ
小型軽量な直挿しタイプとしては期待通りでした。
カメラ側が認識してくれた事で、普通に使える事もラッキー。
動画用途としては信頼性としては決して高くはないものの、
静止画用途としては申し分ない性能を発揮してくれたかなと思います。
最後に、こんな事やる人はいないとは思いますが、
HDMIの同時接続は出来ませんでした。
今回の内容は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。