【テレワーク】我社のオンライン懇親会
コロナの影響で、私達の会社ではテレワークが続いています。
最初にテレワークにしたのが2020年3月のことで、そこからすでに一年以上が経過していますので「臨時でこういう状況になっている」というより、これが日常になってしまった感すらあります。
2021年5月現在、社員全員がテレワークをしており、4月は一部新卒社員が研修のために出社したりしていましたが、徐々に新卒にもテレワークが導入されていて、オフィスが全くの無人になる日が再び増えてきました。
以前noteにテレワークを円滑にするための3つのルールをまとめまして、結構好評だったのは嬉しい限りです。
テレワークも慣れると快適ですよ。
第三回の緊急事態宣言が出たことですし、この状況はしばらく継続をする予定です。
なぜ完全テレワークできるのか、という疑問をちょいちょいいただきますが、もともとIT系のサービスをしていたという会社の土壌に加え、こういった新しいことへの取り組みを代表の私含め、積極的なメンバーが揃っているということが大きいかなと思います。
一方で課題が無いわけではなく、社内のコミュニケーションがビジネスチャットを使ったもの中心になってしまうのは、なかなか意図が伝わりづらかったりして、苦労もしました。
テレワークを始めた当初は、単に自宅で仕事をするという形式でしたが、環境を改善するために、続けて様々な施策を打ちました。
ひとつは以前noteに書きましたがdiscordというアプリケーションの導入で、これは声でのコミュニケーションを円滑にするものです。
discordは結構成果が出ていて、社内でも定着をしました。ねぇ、ちょっと話したいんだけれど、みたいなコミュニケーションをとるにはピッタリのツールです。
これとは別に2021年に入って導入したのが「オンラインTGIF」です。
今回は私の会社で行っている「オンラインTGIF」について、かんたんにご紹介したいと思います。
TGIFとは
TGIFとは「Thanks God It's Friday」の略でして、直訳すると「神様ありがとう今日は金曜日!」となります。
Googleといった外資系企業に多いのですが、金曜日になったら会社内で食事やお酒などが振る舞われ、社内の懇親を深めるという会合を開きます。
これらの会合を「TGIF」と呼んでいるのです。最近ではこういった外資系企業の影響を受けた一部のベンチャー企業でも、TGIFを開催しているという話をちらほらききます。
私の会社では、これまでTGIFのようなイベントを開催していなかったのですが、コロナ禍でのテレワークが日常化し、社員同士のコミュニケーションが減ったり関係性が希薄になったりする中で、今回我社でも導入をすることになりました。
開催の概要はこちらです。
・オンライン
・毎月最終金曜日
・子育中の社員もいるので、昼間の開催と夜の開催を隔月で交互に開催
・時間は90分
・食事や飲み物は、会社で準備し、自宅に配送
食事はnonpi foodboxというサービスを頼んでいます。
これは社員が各自で住所を入力することで、自宅に食事と飲み物が届くというシステムです。オンライン懇親会にもかかわらず、全員が同じものを食べられるので、一体感が生まれます。
(このnoteのトップ画の食事は、ランチプランの一例です)
やってみた結果
今年に入って何度もやっていますが、普段あまり関わらない社員同士が会話をする機会になるのと、一ヶ月お疲れ様的な区切りにもなるので、わりと好評を博しています。
参加も全員強制でなく、参加したいひとだけという位置づけなので、そういった緩めな設定なのもいいのかもしれません。
オンライン上での懇親会やイベントは、一体感を生むのが結構難しかったりしますが、同じ食事をとっているというは、その点を補うことに一役買っています。
「このおかず美味しいよね」的な、共通の話ができるのが結構楽しいです。
一方で、オンライン懇親会の欠点は「人数が多くなったときの対応」かなと思っていて、これは現在模索中です。人数が多くなると、発言する人が限られ、どうしても盛り上がりに欠けてしまいます。
その対策としては、開催の途中で、3〜4人の小部屋に分けるのがいいかなとか考えています。
オンライン会議システムのZoomには、「ブレイクアウトルーム機能」というのがありまして、ホストが取り決めた人数ごとに部屋を分けることができます。
こういう機能を活用すれば、大人数になっても気軽に行えるんじゃないかなぁと思っています。
創意工夫は今後も継続していかなければですね・・・。
うちの会社での「TGIF」はそれなりに機能している感じがするので、今後も続けようと思っています。テレワークをしている会社さんにとって参考になれば嬉しいです。