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認知科学、学習科学を楽しく学ぶ会を開催します!

久しぶりに勉強会を開催します。
これまでに算数指導者養成講座などでお会いしたことがある方々限定でzoomで行います。
平日(自治体によってはお子様たちは夏休み)になってしまいましたが、お時間が合う方は是非。
本は少しばかり読みにくいもしれませんが、基本的にはざっくばらんに子どもの学びについて話していきたいと思っていますのでご安心下さい。

参加に当たって読んで頂く本は、しばらくアカデミックなものから離れていると読みにいことに加えて、翻訳本特有の読みにくさもあるのですが、あまり固く考えずに挑戦して頂ければと思います。
隅から隅まで読めなかったとしても、以下次のトピックについて新しい知見なども加えながら、皆さんと楽しくお話しできたらと思っています。

この中の水色の本です。

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〇予定しているトピック
・ヴィゴツキーの最近接領域と足場かけ(scaffolding)
・母国語の獲得や非母国語の獲得(英語教育)について
 P81 認知的制約として、発達の初期段階から学習が有効になる特権的領域について
  P92~94「乳児期の言語への注意」のあたりを参照
・子どもの短期記憶容量の限界
  P94~97 大人よりも短期記憶容量が少ない説と短期記憶を効率的に使用する方法が発達していない説

さらに時間があれば
・英国で2020年「Best Homeschool Curriculum & Products」を受賞したコンテンツを少し見てみましょう P99が関連ページ
・読み聞かせと語彙のラベル付け P107 DeLoacheなど 資料が間に合えば

〇開催概要
日時 :2020年8月6日(木)10時~11時30分くらい 途中10分休憩
参加費:無料
主催 :中牟田宴子(認知科学研究実践 教育コンテンツ研究開発)
お申込み:sansu.sugaku@gmail.com までご連絡下さい
書籍と範囲:ご参加の方は読んでおいて下さい
「授業を変える~認知心理学のさらなる挑戦~」の中の
 P79~112第4章「認知発達~子どもはいかに学ぶのか~」

この本は古いものになりますが、同じ系統の新しいものよりも、より理論や概念と事例との結びつきが分かりやすいため取り上げさせて頂きました。興味がある方は、さらに「学習科学ハンドブック(分厚いです)」、「学習科学ハンドブック第2版(3冊あります)なども読んでみて下さい。あまり構えずに読める「学習科学ガイドブック」というものもあります。

学生の頃から、専攻だった認知心理学(変遷があり、私が関わる領域は認知科学、学習科学と呼ばれています)を教育に活かしたいと考えていました。
「人がいかに学ぶのか」について楽しみながら理論に触れ、ご家庭や学校での実践に役立てて頂ければこんなに嬉しいことはありません。


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