OWVに追い風が吹いている
※noteにOWV関連の投稿をまとめておくべく、絶賛お引越し作業中です。こちらは2021年8月8日に別媒体に投稿していたOWV Summer Live WIND東京公演についての過去記事です。
8月1日、最高の夏の幕開けがOWVと共に始まりました。
OWV Summer Live WINDの東京公演、厳しい情勢の中ではありましたが、無事開催されて本当によかったです。何もなく無事に時間が過ぎ、大阪公演も開催できることを祈っています。
WINDの記憶を少しも取りこぼしたくないと思いながらもうすでに脳内からこぼれ落ちる様に争う毎日ですが、今できる最大限でここに書き留めておこうと思います。
1部 Talk Event
Beautiful(ランキング4位)
Scattered(ランキング3位)
OWVの自由研究
ほなうさビデオ 夏について
Fifth season(ランキング2位)
What's You Waiting For(ランキング1位)
ほなうさビデオ 究極の2択
Get Away
1部のセトリは事前に行われたファンによる「OWVの好きな曲」投票で選ばれた4位〜1位が披露されました。セトリの一番最初がBeautifulになることってファン投票でもないとないと思うんですが、それも新鮮でいいですね。
バラードですがビートも効いてるので意外なほどライブの開幕に合っていて、いつものOWVとは違う姿を見せてくたと思います。2〜4位までの3曲はOWVの中でもバラード寄りの3曲揃いで、その間にわちゃわちゃした可愛いトークが挟まってくるのがギャップのぶつかり合いで色々情報が渋滞してました。
OWVの自由研究
自由研究、本当に可愛かった…。ビデオの編集からもう小学生のような扱いをされている4人が愛おしい。メンバーがメンバーのことを自由研究するって最高のテーマ。この4人って結成前からずっと仲良しですが、最近さらに仲良しになってきてる、絶対。
自由研究の対象
秀太→勝就:お母さんにインタビュー、勝就さんのポンコツを見つける
勝就→文哉:文哉の好物りんご飴をつくる
文哉→本田:リーダーの赤を見つけ隊
本田→秀太:秀太のツッコミ観察
秀太がわざわざ勝就さんのお母さんにインタビューしていたのを、当日まで勝就さんが何も気づいてなかったのが可愛い。
勝就さんが文哉のためにりんご飴を毎日作ってあげるところは愛に溢れ過ぎてて泣くかと思いました。友達のために好きなもの作ってあげたい!って夜更かしして作ってあげる側も、それを愛を感じましたって受け止めてあげる側も、そんなピュアなことこの年齢の子達がしてるの?と思うと本当に尊いです。しかも他の2人にも機会があればやってあげたいとまで言う優しさ。可愛くおねだりしていた秀太、美味しいの作ってもらいなね。
文哉による本田さんの研究はただただ可愛かったし、最近赤着てるな〜とか暑いのに赤のトレーナー着てるな〜とか思ってたらこれのために準備されてたというのが、さすが伏線を張る男佐野文哉。「何!?まじで何〜!?」と頭を抱える本田さんが可愛かったです。
本田さんによる秀太のツッコミ研究はOWV全員とスタッフさんからの愛を目一杯感じました。
2部 Live Stage
Bling Bling
UBA UBA
Na Na Na
PARTY
MC
Roar
VCR
Twilight
Beautiful
VCR
Ready Set Go
So Picky
MC
Get Away
アンコール
My Flow
MC 発表、挨拶
What's You Waiting For
今回のライブは4人が一皮剥けたというか、AWAKEよりも増してギラギラに輝いていた印象を受けました。AWAKEよりもリラックスできていたのかもしれません。AWAKEで弾けたあの感情が萎むことなく、保たれるだけじゃなくてどんどん進化していってアツくなっていく4人が頼もしくて本当に格好良かった。
Bling Blingで登場する4人のオーラ、光を受ける衣装も相まって最高に輝いていました。事前情報でダンス曲だとアピールしているにも関わらず、1番をコレオなしの立ちのみで歌う思い切ったステージ作りからも気合いとこだわりがばちばち感じられました。そこから続くUBA UBA、Na Na Na、PARTYの怒涛のセトリ、めちゃくちゃアツかったですね……王者の気迫のUBAUBA、Na Na Naからの、めちゃくちゃに楽しそうなPARTYですでにライブ終盤のようなテンションになってしまいました。PARTY楽しすぎてコロナ終わったらみんなでコールして飛び跳ねたい………。
アフタートークで勝就さんも言ってましたが曲が増えてきたことが嬉しいです。今回は1部と2部を合わせてもBE ON TOPのみがセトリ落ちしてしまってちょっと寂しい気もしますが、これからどんどん曲が増えていく中で魅せたい雰囲気に合わせて曲を選べるなんてめちゃくちゃ贅沢だし、その分だけOWVの見せ所が増えると思うと幸せなことですね。
あと衣装も今回素敵だなと思いました。今回はAWAKEに比べて新衣装が増えていてとても嬉しかった。ステージに出てくるたびに衣装変えてくれるの贅沢。1部も2部も一番最初の衣装が好きでした。佐野文哉さんの衣装が今回全部よくて佐野さんの腰高体型が存分に生かされてて満足です。儚くてピュアな白衣装もバチバチに強いギラギラの黒衣装もどっちもモノにしちゃう4人、あまりにも強い。
レディセからの衣装はK-POPの流行りのニュートロを取り入れた衣装なのかな〜と、結構好きだったので、ああいうレトロっぽいコンセプト、ぜひ楽曲でもやっていただきたいです。衣装と関係ないけどレディセのMVみたいな考察の余地があるストーリー性高いMVがめちゃくちゃ好きだったのでまたああいう系統のMV見たいです!
本田康祐さんの話
ライブの時に限らずいつだってそうなんだけど、ライブでビシビシと肌で感じたのは、本田康祐という人間のアツさ。基本的にいつもは可愛い可愛い!って愛でてしまっている本田さんですが、ライブで感じるあの格好良さはレベチです。盛り上げ方が最高に上手いし、本田さんが本気になることでメンバーもファンも全員アガっていくあの感覚が最高。ああ、みんなが本田さんについていく理由はこれだよな、と。いつだってファンのことを気にかけてくれていて、客席の遠くまでを見渡してふにゃって笑う笑顔が世界一可愛くてこの人は自分が守る……!って絶対あそこにいる全員が思った。MCで熱中症にならないでね!ってめちゃくちゃ心配してくれたり、心から幸せを噛み締めている様子が伝わってきたり、どこまでもファンを大切にしてくれる姿勢が全身で感じられました。
本田さんはいつも手を抜くことの知らない全力パフォーマンスが魅力だと思うんですが、今回もすごかった。いつでも全力で歌ってくれる。どんな大きいステージでも音を外すことも恐れない姿勢が大好きだし、熱がダイレクトに伝わるし、ライブならではの魅力を感じられるので大好き。そして本当に歌が進化している……。やっぱりダンスの基礎のおかげで重心がしっかりしているからか体幹がブレることがないので声もしっかりまっすぐ出てる感じがして、ライブ終盤でもそれが変わることがないのが本当にすごい。鬼の体力と精神力。
本田康祐の本領発揮はアンコールが始まってもなお止まることを知らず。My Flowのサビ前シャウト、あんなかっこいいことあるんだ?とくらくらしました。What's You Waiting Forで、”世界は「みんなに」味方する”と歌ってくれた、あの幸せそうな顔を絶対に忘れない。世界はずっと本田さんの味方でいてください。
中川勝就さんの話
中川勝就さんの魅力はステージ映えする抜群のスタイルや伸びやかな歌声やパワフルなラップだけじゃないというのが、この人の恐ろしいところだと思う。静かな闘志とか穏やかな信念や誠実さがどこまでも溢れ出している人だと改めて感じました。1部の自由研究でお母様にポンコツエピソードを掘り出され、罰ゲームを受け、揶揄われていたふにゃふにゃ可愛い勝就さん、愛され上手の塊だった。前述したりんご飴作りもそうですけど本当に優しくてメンバーが大好きでどんな反応も素直であまりにも可愛い。
どこかのインタビューで”歌うのが楽しすぎてたまに踊るの忘れる(笑)”と言ってたと思うのですが、本当にいつも歌うのが楽しい!!というのが伝わってきますし、もちろんパフォーマンス全体のクオリティも果てしなく上がってきていると感じます。
やっぱり勝就さんの魅力は伸びがある歌声だと思う。ライブ大好きな勝就さんなだけあってライブならではのアレンジというか、音源通りではないスパイスを加えてくれているのも感じます。そして普段は恥ずかしがり屋なのに、曲中ゾーンに入った時のスタイリッシュさ、場を支配する魅力は計り知れません。ラップをしている時が一番自信に溢れているように見えるし、それがステージングに現れていてめちゃくちゃにかっこいい。ばちばち高音のサビを決めた後に低音のラップに移行できるあのオールマイティさに感服です。元々の音楽センスがいいんだろうなとは感じてましたが、オールマイティなだけじゃなくどっちもトップに上り詰めようとしている勢い。
勝就さんは人一倍、”ステージに立つ”ということの重さを噛み締めているというか、一番ステージに立った経験は少ないからこそ、一つ一つをこの上なく大事にして、そして楽しんでいるという印象がいつもあります。TGC出場を果たした時、満面の笑みで「楽しかった!」と笑うあの勝就さんが忘れられなくて、ステージで伸び伸びしている勝就さんを見ると胸がジーンとします。そんな勝就さんが、WINDを「最高な夏の始まり」と言ってくれたことが本当に嬉しかった。アンコールの時に、「あ〜もっかい最初からやりたい!」と1人でBling Blingのイントロ歌い出したのも愛しさが止まらなかったです。
浦野秀太さんの話
ライブの秀太は、いつも可愛い可愛いマンネをして“くれて”いることを忘れてしまうバチイケ具合。MCの時だってめちゃくちゃ可愛いんだけど、しっかり他の人の発言を拾ってツッコんだり、静かにならないように率先して場を盛り上げて話出したり、メンバーに自分をいじらせてあげたり、場を和ませて進める能力値が異常に高くて、それがすごく格好いい。なんであんな完璧に誰からも好かれて場がうまく収まっていい方向に進んでいくような空気が作れるの…会社に欲しいよ…(?)
秀太が歌が上手いのは今に始まったことじゃないですが、本当に歌い方のバリエーションが増えたなあと思う。得意な音域はCD音源だし、踊りながらフェイクはさすがにしんどいだろうに、全力で歌ってくれるし、アレンジもいれてくれるから聴いていて楽しい。あと表情作りが神がかりにうまい。曲によって全然纏う雰囲気が変わるのどうなってるのかいつもわからない。今回2部の前髪ふわふわで目にかかってるビジュがまーーーーーじで大好きだったんですけど、バラードの時あの前髪の下からこっちをじとっと見てくるのめちゃくちゃゾクゾクする。あと脳裏に焼きついて忘れられないのはPARTYのサビの、がなり声の歌い方です。
トークも皆さんが楽しめる場として提供していきたいって最後のMCで言ってたけどいつもそうしようとしてくれることが伝わってきます。それが簡単にできることじゃなくて、秀太が努力あってこそなんだってことも。秀太の明るく突き抜ける声でものすごく救われています。いつだって明るくて秀太がいるところが本当に輝いて見える。太陽だと表現するのに相応しい人。
佐野文哉さんの話
佐野文哉さんが佐野文哉として最高に輝いていた日だった。最初の曲を踊り出した時から、すごく生き生きしていて、勝手な想像だけど何かが吹っ切れたような、そんなダンスが見られて、ものすごく嬉しくて、ほっとしたのを覚えています。踊っている時はシラフじゃない、とインタビューで言っていた通り、何かに取り憑かれているような、でもそれに支配されているんじゃなくてそれすら掌握しているような魂が見えてくるようなダンスでした。わたしの足りない語彙とダンスの知識では何も専門的かつ的を得たことは言えないのですが、素人目に見ても何かを感じるダンスというのはなかなか踊れるものじゃないと思います。だからこそいつもそれを見せてくれる佐野さんから目が離せないし、この日はさらにそれが際立っていたように思います。
OWVになってからまだバチっとハマるダンスを踊れていないと言っていた佐野さんですが、少しでもこの日はその”ハマるダンス”に近づいていたらいいな、と思いました。佐野さんのダンスに釘付けにならない日はなかったけど、今までで一番輝いていたと思います。そんな佐野さんが踊っている時メンバーと目を合わせてふにゃっと笑ってるとそれだけで泣きそうなくらい幸せになるのでした。
いままであんまり生歌がしっかり聞こえるタイミングがなかったせいで気付いてなかったのですが、踊りながら歌うのがめちゃくちゃ上手いですね。ダンスと歌のバランスが絶妙で、どっちも全然外すことがない。これも体幹のせいなんでしょうか。たまに歌うためにダンスの動きをあえて外したりもしてたけどそれですらパフォーマンスの一部になるように計算され尽くしているというか、あの裁量加減はまさに天性のセンスというか。
最後の挨拶での佐野さんは「辛い世の中ですが、今日皆さんとお会いして人を支えるのは人の力なんだと気付きました」と言ってくれたけど、それはいつもQWVがOWVに感じていることです。最後に、言うかどうか迷ったような素振りを見せながらも、大事に大事に伝えてくれた「愛してます」の言葉を一生大事にして生きたいと思いました。(ここで本田さんが佐野さんの「愛してます」にきゃーってなってて可愛かったというのを隣の本田オタクから聞いて、そっちも見たかった…となりました)
色々なことを考えたり、その中で迷ったり思い悩んだりすることがたくさんあるだろうけど、それを素直に伝えてくれようとする佐野さんだからこそ、紡がれたその言葉が宝物のようだし、佐野さんがそう言いたくなる場所がOWVで本当に幸せだ。最後の挨拶、ちっさいから登っていい?って高いところまでいって上の方の人にまで気を配ってくれる姿やちゃんと全員見た!と言い張る姿まで、可愛くて愛しかったです。クールなカリスマ性の奥に、熱くて燃えたぎる青い炎を持っている佐野文哉さん、その火はどこまでも優しくて私たちに恩恵をもたらしてくれる火で、なくてはならないものなんだなあと痛いくらい実感した日になりました。
終わりに
無限に感想が溢れ出てくるばかりで、あれもこれも書き残しておきたいという気持ちがやまないくらい、愛しさで溢れていたライブでした。AWAKEを経て、OWVは絶対にこれからも大きくなっていってくれる、ずっと進化し続けてくれると感じさせられたライブになりました。今わたし達はOWVのこれから続く長い歴史のほんの最初の一部を見ているだけ、そう考えると無限にOWVの未来にわくわくします。自分のできる精一杯で、許される限り長く、できれば永く、この4人の歴史を見守っていたいです。
まさに今、OWVに追い風が吹いている。まだまだこれからだ。