5月9日(2007年) 尾瀬ガイドの下見中
2007年は、福島県南会津町に単身赴任の2年目でした。当時の仕事は、自然体験ガイドのようなものだったので、この日の少し後に、初夏から夏に案内する尾瀬の状況を確認しに行きました。
尾瀬というと群馬県側から入るルートの方が有名ですが、福島県側から入るルートもあります。
福島県南会津町の隣に檜枝岐村という村があります。地方の自治体が交付税や補助金の関係から、この頃に大合併が行われ、私の勤めていた舘岩村も近隣の田島町、南郷村、伊那村と合併して南会津町となっていました。しかし、この檜枝岐村はそうした流れに関係なく現在も村のままです。
理由としては、豊かな水源を利用した水力発電所があることと、尾瀬の玄関口として観光が盛んなことでした。
この村の全戸に温泉が引かれているとか、まだこの頃の一般家庭には珍しかったインターネットの光ケーブルが配線されているなんて話も聞こえてくるくらい豊かな村でした。
その尾瀬の玄関口、檜枝岐村から尾瀬に入ると尾瀬沼や燧ケ岳に入るルートの近道になります。
勤務は4週8休のローテーションだったので、ホームのレッズ戦に合わせ10日間連続勤務して4日休みをもらうことが多かったです。
正直こんな仕事ができるとは思っていなかったので、とても有意義な3年間でした。