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新卒デザイナーが企画!部署を超えた交流で生まれる新たなつながり

はじめまして!
2024年に新卒デザイナーとしてSansanに入社しました、若林です。

突然ですが、クリエイターの皆さんは部署や年齢を超えて、交流をする機会はありますか? 

Sansanには部署の垣根を超えてクリエイターメンバーが集まり、純度100%のアイデアを絞り出すクリエイティブなプロジェクト、「Juice」という取り組みがあります。Juiceでは新しいノベルティーの企画や社内コミュニケーションの活性化を目指した施策、有志によるクリエイティブイベントへの参加など、規模を問わず多彩な活動が自由に行われています。

Juiceのクリエイティブついてはこちら

Juiceの取り組みを通じて、社員同士の繋がりが深まり、新しい視点やアイデアが業務に活かされることも少なくありません。こうした背景を踏まえ、部署を超えた繋がりをより活発にするために、Juiceに所属する新卒メンバーとマネジメントメンバーが中心となり、8月に『交流施策』としてワークショップを開催しました。
この記事では、『交流施策』の事前準備から当日の様子までを振り返り、まとめています。最後までお付き合いいただけると嬉しいです!



メンバー紹介

今回、交流施策の企画・運営に携わったのはこちらの5名。
先輩社員のフォローのもと、新卒1年目のメンバーが主体となって進行しました!

交流施策の目的

Sansanは社員同士のコミュニケーションが非常に取りやすい会社だと、新卒1年目の私でも感じています。しかし、同じクリエイター職でも部署が異なると、交流の機会はどうしても限られてしまうのが現状です。

この施策では、まだ関わりの薄いメンバー同士の関係構築のきっかけを作り、部署の垣根を越えてマネジャーと新卒が交流を深めることを目的にスタートしました。また、新卒1年目のメンバーは、この運営を通じてスケジュール調整や購買、出張申請、経費精算、そして振り返りまで、施策を実施するための一連の業務を体験し、学んでいくことも目的の一つです。


準備段階

どのような1日にするか?

早速『新卒メンバーとマネジメントメンバーの交流を深める』という目的を達成するため、大まかに1日の体験プランを考えていきます。
話し合いを重ねるうちに「段階に応じたコミュニケーションを意識すれば、交流がより深まるのではないか?」という気づきから、それをもとに次のようなプランが具体化されていきました。

午前:ピックルボール
※ピックルボールはSansanが普及を後押ししているスポーツです。
詳しくはこちら
互いにあまり馴染みがない段階では、アイスブレイクとして軽い運動を取り入れ、リラックスしながら自然な形で交流ができるようにします。 

午後:テーマに沿った議論
コミュニケーションが取れてきたところで、テーマに基づいた議論を実施。お互いの意見や視点を共有し、より深い理解を図ります。

夜:懇親会
懇親会でさらに親睦を深め、1日を締めくくります。

このように、段階的にコミュニケーションの温度感を調整し、交流がより自然で深いものになるようにプランを立てました。

コンテンツの内容とそこで生まれるコミュニケーションを予測します


スケジュール調整

具体的なプランが決まった後は会場確保や日程調整を行い、当日のタイムテーブルや各自の動きを細かく準備していきます。今回は3チームに分け、3日間にわたって開催するため、全体の流れを全員が把握できるよう、このような運営表を作成し活用していました。これを見れば1日の流れが一目で分かります!

準備は成功の鍵!ということで当日の動きをなるべく具体的に記載します


経費精算や問い合わせ

また、施策に伴う経費精算や各種申請、問い合わせなども自分たちで行いました。交通費や準備物の費用など、この施策にかかるお金を自分たちで計算し、マネジャーや部長から承認を得ます。承認後は予約や購買に移り、後に精算の報告も行うという流れです。この交流施策において申請対応が正直一番不安でしたが、何とか無事乗り越えました。事前準備を進めているうちに、気づけばもう当日が目前に...! 本当にあっという間です。


当日の様子

交流施策のはじまり

待ちに待った交流施策当日は、ピックルボールからスタート!
当日の朝、武蔵小山駅近くのレンタルスタジオに集合です。朝の時点では互いにまだ関わったことのない人もいたため、少しだけ緊張した雰囲気がありました。

今日1日のスケジュールについて、運営側から説明します
ピックルボール初体験のメンバーも多く、皆さんワクワクした様子


いざ!ピックルボール

ピックルボールは、テニス、バドミントン、卓球の要素を組み合わせたスポーツです。専用のパドル(卓球ラケットに似たもの)を使用して、ボールをネット越しに打ち合います。当日はピックルボールワンさまにご協力いただき、レクチャーから行いました。初めてパドルを握る皆さんの表情、真剣です!

基本的なルールからパドルの使い方まで、丁寧に教えていただきます
実際にコート上でチャレンジ!ボールが軽いため、力加減も重要です

レクチャーを受けた後は、早速試合開始!
マネジャーと新卒同士がペアを組み、対戦を進めていきます。

少しずつ慣れてきた皆さん、試合の熱も高まります...!

ボールが軽いため、実際にコートで打ってみると意外と難しいんですね、これが。とはいえ、「誰もが楽しめるスポーツ」として人気のピックルボール。試合が進むにつれ、皆さん徐々にコツをつかんできました!

躍動感が溢れ出ています...!
ミスしてしまったことが分かる写真ですね(笑)
応援席も大盛り上がりです

そして、ピックルボールでは、対戦相手への敬意や感謝を表すジェスチャーとして試合終了時に「パドルタッチ」を行います。我々も試合が終わるたびにパドルタッチをし、お互いを労い合いました!

試合が進むにつれて、笑顔もコミュニケーションも盛んになってきました

予想以上に盛り上がったピックルボール、リラックスした雰囲気の中で自然な交流が生まれる素敵な時間となりました。互いに応援し合い、活気に溢れ、交流施策のアイスブレイクと呼ぶに相応しい時間だったと思います。
手厚いご対応・ご協力いただいた、ピックルボールワンさま、本当にありがとうございました!


議論で理解を深めよう

ピックルボールで体を動かした後は、頭を使う番!「クリエイターがいきいきと働く施策を考える」というテーマで議論を行います。ここでは、互いの意見や視点を共有し、理解を深めるための場となっています。

と、その議論に入る前にも簡単なアイスブレイクを実施しました。内容は「自分の強みを職業に例えて自己紹介する」というもの。これにより、打ち解けてきた雰囲気の中で、お互いの強みを知り、その後の議論において活用する目的です。

「その人にあった処置(対応)を考えるのが得意」という意味で皮膚科だったり、「チームプレーを最大化して、みんなの士気を上げる」という強みを例えて野球のコーチだったり。中には「みんなの気持ちをよく聞いて、よく覚える」という強みから、耳が束のようになった「耳束」というオリジナルの職業を書くマネジャーもいました(笑)

他にもお笑い芸人、パン職人、古物商、船上員、など多様な職業が出ました

互いの強みを認知したところで、早速議論を開始していきます。「そもそも、いきいきと働くとはどんな状態だろうか?」「なぜいきいきと働くことが重要なのか?」などといった問いにも真剣に向き合いながら、活発に意見を交わしていきます。

議論の最中は考えたことをホワイトボードや、付箋に書き込んでいきます。チームによって考え方はもちろん、進め方もさまざまです。全員でアイデアを出し合い、スピーディーに進めるチームもあれば、個々の疑問や仮説をじっくり掘り下げて進めるチームも...!

中盤に差し掛かると、議論もより活発に...!真剣です


議論の発表

2時間半にも渡る議論後、それぞれでチームで話し合った施策を発表し合います。「クリエイターがいきいきと働くための施策を考える」という1つのテーマから、こんなにも広がるのかというくらい多様な案が出されました。

「日々の小さな達成感を味わうことがいきいきとした状態に繋がる」という気づきから、
褒め合う習慣を作り出すための施策を提案をするチーム
「いきいきと働くとは、責任を果たしながら求めることを満たせる状態」と定義。
ただし求めることは人それぞれであるという点に着目し、
交流のバリエーション拡大を提案するチーム
心身の健康こそがいきいきと働く鍵として、
体を動かしながらコミュニケーションを取れる施策を提案するチーム

みっちり2時間半議論を行いましたが、ここまでお互いの意見や視点を共有する機会は普段なかなかないため、非常に密度の濃い時間となりました。同じクリエイターであっても、考え方の幅は十人十色。互いの特性や強みを知ることができたのは、大きな収穫だったのではないでしょうか。

また、議論で出た施策の共有や他チームのメンバーとの交流を目的として、後日、懇親会も開催しました。

議論の施策発表は、新卒入社のメンバーが担当しました

発表は主に新卒入社のメンバーが担当しましたが、発表終了時には「お疲れ様!」「良かったよ!」といった、チーム内でのコミュニケーションも聞こえてきました。


懇親会の様子

懇親会では全員が活発にコミュニケーションを取り、新卒メンバーがマネジャーに積極的に質問を投げかけたり、共通の興味について語り合ったりする場面も。今回の交流施策の目的である、『新卒メンバーとマネジメントメンバーの交流を深める』を達成できたことを実感しました。

現場は終始和やかな雰囲気でした


施策を通して得た感想と学び

交流施策を終えてみて。参加者としては終始「学びと楽しさを1日で味わえている!」という気持ちでした。普段の業務だけではなかなか触れることがない、マネジメントメンバーの考え方や視点、バックグラウンドについて知れたことは非常に貴重な機会だったと思います。実際に施策後も、会社でお会いした際にお話ししたり、ランチをご一緒したりと交流の機会が増えました。

運営としては、やはり「ひとつの施策を動かすことの難しさ」を実感しました。特に大変だったのは優先順位の判断です。「これを優先すると他が崩れる」「これが決まらないと次が進められない」といったジレンマに直面することもありましたが、今では少しずつ冷静に判断できるようになってきたと感じています。(サポートしてくださった先輩方、ありがとうございました!)

体を動かし、頭を使い、お互いを深く知ることができた今回の交流施策。これを機に、今後も部署や役職を超えたつながりを大切にし、Juiceのコミュニケーションをより活性化させていきたいです。


おまけ

ピックルボールの最後に、チームごとに撮影した集合写真です!
それぞれ個性が表れていて素敵ですね💐

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


Sansanでは一緒に働くクリエイターを募集しています。

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