地球シンフォニー🎶
問い:このままじゃ地球は崩壊しますが、どうすれば救う事ができますか?
答え:そんじゃ、まずは自分自身を救ってみましょう。
問い:どうすれば自分自身を救うことができますか?
答え:簡単です。自分自身を愛するだけでいいです。
問い:どうすれば自分自身を愛することができますか?
答え:自分自身を深く抱きしめてあげればいいです。「これまでよく頑張ってきたね」「よく生き残れたね」「辛かったね、悲しかったね、悔しかったね」ってホントの気持ちに寄り添ってあげましょう。
不思議な話をしますね。
『陰徳』についてのお話です。
今回も天界の素晴らしいサポートによって、素敵な方々とご縁を繋げてもらい、颯(はやて)の如く「おつとめ」を完遂する事ができました。
ミッションコンプリート!です🥰
「これで一安心🎵」ってことで、昨日は仕事サボって朝から温泉へ行って、自分自身を慰労しました。
その帰り道、道路の真ん中で鳥がお陀仏になっていました。きっと車にはねられたのでしょう。平和の象徴である「ハト」でした。
そのハトを見て、若かりし頃の記憶が脳内にわきだしました。
今から15年前、名古屋でお仕事してたんですが、どうすれば世界を変えることが出来るのか、そればっかり考えていました。
どうすれば地球崩壊、人類絶滅を回避できるのか?どうすれば世界から戦争や貧困を無くせるのか?どうすれば人々が仲良く楽しく生きることができるのか?
Xデーは刻一刻と迫っており、状況は日増しに悪くなっています。
自分ができることはすべてやりました。即断即決で、今以上に暴走して傷だらけになっていました。
「陰徳」が世界を変えるって気づいたんで、徹底的にやりました。挨拶・掃除・ゴミ拾い・余計なお世話、小さな事にこだわって諦めず持続的にやりました。
ある朝の事です。その日も通勤途中で神社参りして、道行く人に無視されながらも挨拶しつづけ、白目チョップ受けながら道端のゴミを拾い続けていました。
名古屋駅の桜通口を出て、大名古屋ビルヂングを眺めながら信号待ちしてました。
ふと足許が気になって視線を落とすと、そこにはハトが横たわっていました。朝の通勤ラッシュで山ほど人が居るにもかかわらず、誰一人それに気づきません。あえて視界から消し去っているようにも感じました。
その時、あるビジョンが浮かびました。
私がそのハトを抱きしめてスーツが血だらけになりながらも、涙してお祈りを捧げている姿です。
「いやいやいやいや、いくらなんでもそれはやり過ぎやろ。キリストやブッタ、天草四郎じゃあるまいし」
「ここで勇気を出してソレしたら、地球崩壊を食い止めることができるかも知れない、、、Xデーをちょっとでも先延ばしできるかも、、、」
頭の中で天使と悪魔がささやきまくっていました。滅茶苦茶悩みました。この後、大事なお客様との商談があるし、そもそもそんな恥ずかしいこと、都会の人ごみの中で出来るはずがない。誰も知らんふりしてるし、自分だってそれに合わせりゃいいやん。
ずっと悩みながら信号が青に変わったんで、横断歩道を鉛のように重い足を引きずりながら進みました。横断歩道のど真ん中で、一瞬足が止まりました。
「そうやん、ハンカチでくるんであげればいいやん。それくらいなら出来る!」
けれども、私はそのハトさんを振り返ることなくオフィスに向かいました。前を向いて進んでいる時、人の流れに乗っている時、立ち止まってその流れと逆方向に進むのは、とても勇気がいり、多大なエネルギーを消費します。上手に色んな言い訳を考え出して、自分自身を納得させる方がラクなんです。
遠い記憶から現実に戻った私は、車をUターンさせ現場へと向かいました。今回はちゃんと、傷だらけのハトさんをタオルにくるんで、抱きしめながら念仏を唱えることができました。
通学途中の子供達が珍しそうにこっちを見ています。「ハトだ~」って言いながら無邪気に挨拶してくれました。
「良かった、今度こそ世界は救われた、、、」
深い深い安心感に包まれ、涙がとめどなく流れました。
ハトさんと一緒に家に戻って、ご遺体は庭に埋葬し紫陽花を手向けました。
この庭、このおうちとも、もうすぐオサラバです。
今の職場とも、もうすぐオサラバです。
あと19年で私はこの世ともオサラバでしょう。
一期一会。
今日は満月、ストロベリームーンが見れればいいなって思ってます。
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