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漫画「いい夢」
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こちらのお話は、短編漫画集「イデア絶対つかむズ自由曲」に収録されております。
漫画集は、先月11月17日(日)開催の「コミティア」でも、販売されておりました。
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そして、この漫画集の企画は「作者が選んだ音楽をテーマに漫画を描こう!」でした。
ぼくは、話のタイトルに同じく、YONA YONA WEEKENDERSさんの「いい夢」を勝手に選らばせてもらいました。
「僕たちはビートに乗って~♪」とつい口ずさんでしまいたくなる軽快な音楽で、制作時はリピートして、モチベーション上げてました。
ちなみに、バンドメンバーは、平日会社員として働いていて、週末の夜だけ音楽活動をしていたので、YONA YONA(夜な夜な)WEEKENDERS(週末)と名付けたそうです。ルーツがオシャレですね。
働きながら夢を追いかけた経験から書かれたであろう、その歌詞も純粋に響きました。歌詞との調和を意識してお話を書いてみましたが、いかがでしょうか。ライブでもいつか聴いてみたい一曲です。
イデア絶対つかむズ制作の『イデア絶対つかむズ自由曲』を入荷しました
— そぞろ書房 (@sozoroshobou) November 30, 2024
イデア絶対つかむズのメンバーとゲストの方達が好きな曲をテーマに描いた漫画集です
荒々しく駆けている感が素敵な一冊ですよ@idea_zettai pic.twitter.com/uKFmdWkuCL
短編集「イデア絶対つかむズ自由曲」は、高円寺にある本屋さん「そぞろ書房」でも販売されています。
プロアマ関係なく、11名の方々が描いたオリジナル漫画が1冊に凝縮されています。
行った方はぜひ手に取ってみてください!
描き終えてぶっちゃける
今年春頃、イデア絶対つかむズさんから寄稿のお誘いを頂き、8月から10月にかけて、大学の課題と両立させながら漫画制作に打ち込みました。
何といってもこれがデビュー作なので、プレッシャーはありました。
スムーズに完成に至ったわけでもなく。初めのプロット作成では、フィクションを3つほど考えましたが、下書きで形にしてもどれもパッとしませんでした。。
むしゃくしゃした挙句、漫画教室に通っていた頃の自分を思い返し、漫画の冒頭「これじゃない!」のシーンが頭に浮かびました。
あれから何も変わってない自分に呆れつつも、実話をベースにしたフィクションを描くのが結局一番面白いだろうと、姿勢を立て直して、プロットやセリフもとばして、ネームから描き始めました。
セリフは脚色してますが、教室退会→一人暮らし開始→トラックとの接触事故で右腕骨折→絵画コンクール応募(落選しました💧)は、時系列まで去年起きた出来事そのまま。
色々あったなー去年…(笑)、と思い出に浸りながら、起きた出来事を表現するのは、絵日記を書いているような気分でした。
けれども美談っぽくするのは何かイヤぁだったので、主人公(=自分)や登場人物の名前は敢えて伏せてました…
それと、異世界のシーン。死生観との向き合いがおのずと自然との会話に結びつきました。まるで自分の潜在意識と対話をしているようで、特に描いていて楽しかったです。
森林の景色は東山魁夷さんの風景画から。その前の吸い込まれるシーンは、「シナジー 創造と生成のあいだ」の鑑賞レポでも紹介した後藤映則さんの作品をモチーフに描きました。アートからのインスパイアを加えたおかげで、画面も引き締まった気がします。
オリジナルキャラクターについて
木の前であぐらをかき、頭に葉っぱを2枚付けた小さな子。
名前はしゅーろうといいます。
言葉はしゃべれません。
性格は、子供のように好奇心旺盛で、ちょっぴり空気が読めない。
無表情で何を考えてるのか分からず、誰からもそっぽ向かれるけど、悩みとかはなく、幸せそうにこの地球を縦横無尽に過ごしている。
”幼い自分の象徴”を作ろうと思った時、このキャラが生まれました。
軽度の言語障害で、人とうまく会話ができない。でもそんな幼い頃の自分が愛おしく、特別に感じるときがあって。
「いい夢」では、主役よりも目立っちゃいましたが、ほんとはもっと路傍の石、みたいな存在です。
たまにグッズ化させたいなぁなんて思ったりもしますが、そうすると余計目立ってしまうので…理想は人気度ランキング、最下位から3番目ぐらいのポジションを保持してほしいかな。ぼくはそれを望みたい。
べらべらと紹介しましたが、個人的に漫画が完成できた事が得意・苦手の発見に繋がって、いわゆる一つの指標ができたと実感しています。
この漫画が少しでも読者の心の拠り所になってくれたら、嬉しいです。
次はどんな漫画を描こうかな…。真面目な話もいいですが、正直もっと漫画のセオリーから外れたぶっ飛んだ話を描いてみたい気がします。出来れば完全なフィクションで勝負したいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、また!