EdiusPro9 の使い方基礎講座「オーディオ編集」編
みなさん!はじめまして。しーのっくすです。プロフィールにも書いてありますが、動画制作をかれこれ20年ほどやっております。
今回はいつも編集で使っている好きなソフトで、ハイエンド動画編集ソフトの「EdiusPro9」を使って初心者向けにオーディオ編集の仕方を紹介したいと思います!よろしくお願いします!
それでは、私の好きな「EdiusPro9」を使ってオーディオ編集の基礎講座をやっていきたいと思います。
まず初めに、オーディオの編集はMA「マルチオーディオ」と言いまして、映像に音を付けたりする工程のことを言います。
動画の編集ラインで、
①声などを収録したナレーション
②撮影時に収録されてた現場音
③SE「サウンドエフェクト」(効果音)
④BGM「バックグラウンドミュージック」など
音を編集でMIXして仕上げることをいいます。
次に、「EdiusPro9」でよく使う機能の紹介をしていきます。
オーディオミキサーの使い方
オーディオミキサーはタイムライン全体の音量調整をすることができます。クリップ単位で細かく調整する前に、全体を再生しながらピークメーターで音量を確認します。おまかに音量調整をします。
クリップ単位の音量調整の仕方
クリップ単位で音量調整を行いたい場合は、オーディオエフェクトのパラメトリックイコライザーを使います。この機能はグラフィックイコライザーとは違って中心周波数を移動させながら欲しい音のピークを探し出すことができるので、特定の周波数を強調または抑制したりすることが可能です。音にパンチを出したりノイズを軽減したりに使います。
さらに細かい音量調整の仕方
クリップ内の一部の音が大きい場合や、SEなどの音が大きくなりすぎて違和感がある場合は、オーディオクリップのラバーバンドを調整します。音量の調整を視覚的に行うことができで、フェードインやフェードアウトなども簡単に設定することができます。
覚えておくと便利な機能の紹介です。簡単な音量調整ができるノーマライズです。
ノーマライズは簡単に言うとクリップによって異なるピークを、指定した数字(-6dbなどに)に統一する機能です。
複数クリップを選択しておけば、すべてのクリップのピークが同じになります。簡単に音量調整できるのでわりと使う機能です。
やまびこ効果のディレイ
ディレイはやまびこ効果で、同じ音に時間差をつけたり、レベルを変えて繰り返すことによって、エコーのような効果をつけます。声のボリュームに厚みを出したい時や反響させて広がりのある音にしたい時に使います。
音声チャンネル調整のパンポットバランス
この機能は左右のチャンネルから入力されたオーディオ信号を左、右、中央に振り分けることができます。例えばマイク収録した音声を左右のチャンネルに振り分けて音声バランスを調整したりできます。
周波数の調整で活躍するパラメトリックイコライザー
パライコと呼んだりします。この機能はグラフィックイコライザーとは違って中心周波数を移動させながら欲しい音のピークを探し出すことが出来ます。特定の周波数を強調または抑制したりすることが可能です。音にパンチを出したりノイズを軽減したりに使います。
それでは最後に
音声の収録のポイントが2つあります。
①収録時にマイクはなるべく近づけることです。
ノイズを防ぐためには、マイクは可能な限り被写体の口に近づけるのが望ましいです。
マイクが映像に入っても問題が無い場合はそのほうが雑音の少ない音が録音できます。
ワイヤレス系で録音する時は、たまに干渉することもあるので、スマホやパソコンなどが切れるときは電源を切っておいたほうが良いです。
②適切な音量での収録を心がけてください。
音量をちょうどいいレベルで録音することも大切です。大きすぎる音や小さすぎる音は、編集で補正するのは時間がかかりますし、きれいな音にならないことが多いです。
音声のためのメーターが付いている機器があれば-20dbから-12dbの間で集音されているのを見ながら録音しています。
正確なモニターが困難な場合は、イヤホンなどで音が割れていないか、小さすぎないか確認しながら録音しましょう。
以上、最後まで見ていただきましてありがとうございます。
簡単に説明しましたがいかがだったでしょうか。慣れるまで大変ですが、反復練習ですぐに習得できると思います!そして動画編集ほんと楽しいので、ぜひ皆さんも習得して動画を作ってください!
それでは、今回説明した内容をYoutubeにアップしてますので、よかったら見てみてください!ありがとうございました。
宜しければサポートをお願いいたします。クリエイター活動費に使せていただきます!