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【No.3】従業員とどう向き合うか?
弊社は9期目を迎え、正社員スタッフは私を含め5名。
出社するスタッフは全員が営業職と言う、少し変わった体制で業務にあたっています。
全員営業職だとデメリットもあり、日中会社を留守にすることも多く、飛び込みのお客様を逃している事もしばしばあると思う。
電話は私の携帯に転送になるので、出れない時もあり折り返し対応になることも良くある。
主な事務作業は私の妻と篠澤の奥様在宅でリモートワークをしている。
メリットは会社でのデスクの確保や駐車場の確保と必要最小限のスペースで仕事ができるし、在宅だと家事の合間を縫って仕事が出来るので、お互いに効率が良いと思う。
因みに在宅ワークの導入は7、8年前から始めているので、コロナが始まる前から。
何回かブログで書いていますが、正社員事務職はこれから厳しい時代がやってくる。
よほど特殊な能力を兼ね備えていないと、仕事はAIに置き換わる。
今ですら不動産業は数年前と比べると、事務作業がかなり楽になっている。
で、タイトルの従業員とどう向き合うかに進んでいきますが、弊社の従業員も見ることができるページから有料へ。
弊社従業員に見られたら困るわけじゃないけれど、わざわざ言う事もない事は良くありますよね。
今回は事業者向けの内容なので、サラリーマン勤めの方は購入してもあまり意味ないし、フリーランスのような方も読んでも意味がないと思います。
従業員を雇用されている事業者や、これから起業する方には一つの考え方として参考になると思うし、不動産投資も絡めた内容になるので不動産投資を始めたい事業者も参考になるかと思います。
弊社のような零細企業の経営は不安定。
経営者はある種不安定を求めて企業をするのだから良いけれど、そこに努める従業員はどんな気持ちなのかを考える。
恐らく、経営者と縁があり馬が合い、「この人と仕事がしたい!」と思い入社を決意するのでしょう。
ただ、数年もして30歳代後半、40歳と年を重ね、結婚をし子供が生まれ「このままで自分の生活は大丈夫か?」と大抵の人は不案になると思います。
なんだかんだ大手企業や公務員の安定が家族にとって一番じゃないのかと思い始める。
折角、成長し会社の戦力になったところで、退職・・・
経営者としたら忸怩たる思いがある。
やりがいや、夢、で雇用の継続は難しいと思う。
賢い社員程、自分のキャリアや生活基盤の安定を考える。
弊社スタッフも当然同じだと思うけど、弊社スタッフは一人も辞めない。
私は仕事ができる、できないで採用はせず「協調性、思いやり、やさしさ、親切心、慎重さ」と一般的には営業職では役に立たなそうな個性で採用を決めている。
営業成績が悪いくらいのフォローは出来ても、元の性格は直らない。
自己中心的な人はいくら言っても変わらない。
性格重視の採用をする弊社ではスタッフ同士仲が良い、と言うか悪くない。
性格の良いスタッフはクレームを持ってくる事も少なく、私のストレスも少なく済む。
一見売れそうな人、物事をハキハキ言う人が良い人材に見られがちですが、保守的で黙って言う事を聞く人の方が零細企業では重宝する気がする。
起業する人は大抵我が強いのだから、雇うスタッフの我が強ければ、いざこざが絶えない。
ただ・・・
「協調性、思いやり、やさしさ、親切心、慎重さ」を備えた人は零細企業の就職には後ろ向きだから、雇いたい人がいても中々振り向いてくれない。
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