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仕事疲れ

タイトル通り、仕事をすることに疲れている。残業は毎日30分ほどだし、有給はちゃんと取れているし、休職前の職場に比べれば労働環境は良くなった。休みと給与が低いことを除けば。

昨晩仕事を終えて地下鉄に揺られている最中に何だかイライラが募ってしまった。これから彼女とお泊まりデートだというのにこの心情はよくないだろうと思うけれど、どうにも自制が効いていない。

入社して半年、仕事はできる方ではないけれどそれなりに慣れてきてだからこそどの職場に行っても悩むことにぶち当たっていた。
『いじられキャラ』『やさしい人』自分が昔からよく同僚から言われる言葉。
やさしいとは気が弱いということでもあることに二十代前半は悩まされた。けれど、今問題なのはいじられキャラだということだ。
気安いというのは、時に職場では役立つ。人にしない話を自分にだけはしてくれたり、コミュニケーションを自分から取らなくてと話しかけてくれるから職場で疎外感に悩むこともない。
それはいいのだけれど、ヤンキー風に言えばナメられているという部分もある。
雑用を急に振られたり、過度な弄りを受けて不快な思いをしたりする。というよりも扱いが雑になる。許してくれる、やってくれるというのが仕事仲間の中で当たり前になってしまうのだ。

昔から人に対して自分の意見を言うのが苦手だった。学生時代のグループワークや課外活動では周りの意見を尊重して、それに乗っかっていたし、自分が楽しくなくても皆んなが楽しければそれでいいかと思うところがあっても発言することはほとんどなかった。
社会人になり仕事を始めてからもそうした自分の性格は変わらずに続いている。

そもそもなんで面倒なのにみんな争いたがるのかわからない。だれそれの何が気に入らないだとか、直接本人には話さずに相談されることが多い。
なんでもかんでも言うのは良くないが、聞いていて楽しい話は少ない。

自分も愚痴をまったく言わないわけではないけれど、人に合わせて言うことはあるけれど、いつも聞いてばかりいるとだるい。

そんなよくある悩みと、いじりという名のただの無遠慮が重なってこうしてネットの海に文章を流したりしている。

気をつけようと思う。ありきたりな仕事のストレスの中でもこの夏は花火へ行ったり、夏祭りや海に行ったりそれなりに楽しんでいる。けれど、今までぼんやり生きていたからか日常の速度は以前の何倍にも感じられてその中で創作をしていくことに前以上に困難さを感じている。

そんなこんなだから、書物はうまいものの話でもしていこうと思う。どんなものものでも書き続けていれば忘れていた書くネタも思い出せるかもしれない。
毎年お盆に行っていた墓参りの話だとか、横丁で出会った謎の金持ちだとか、初対面で告白してきた妙齢の女性の話だとかそんな話も今後は少しずつ書いていきたい。
書いていて、自分の人生に何があったこか、改めて確認していきたいのだ。

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