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2024/3/31 シアターねこ8月閉館の報/文化はそれでも終わらせない

本日は久万高原へ。
先日参加した、まつやまアートブックフェア。
久万美術館の記録展示があるとのことで、愛媛の舞台チラシアーカイブファイルを預けに向かう。
(アートブックフェア記録展示はまた別記事で書きますね)

久万美術館についてSNSを見ていると、毎月発刊されているシアターねこ新聞が発行されており、シアターねこの閉館の報を見かける。
愛媛県松山市にある民間の小劇場。2度の劇場拠点の移動を経て、2012年に現在の場所にて開館、地域の演劇や舞台・文化拠点として確実に重要な場所である施設。

愛媛県松山市の小劇場・シアターねこ

2年前、松山ブンカ・ラボとの共催企画のまつやま演劇サミットでも話題に上がった、劇場が無くなってしまったら。いつか来る、がここで来てしまった、来させてしまったことではあるんだけど。

少し話は変わって。
コロナ禍に入った時、年間のスタッフで入る公演やLIVEの予定は全て無くなり、四国の舞台情報blog「カンゲキ☆あんない」のTwitterでは、何ヶ月も、来る日も来る日も公演の中止情報をひたすら発信し続けていた時期がありました。
でも、その中でも、文化を止めない、続けていくと動いた人たちを見てきました。ドライブインシアターが始まり、オンラインの舞台情報サイトが始まり、コロナ禍で閉館状態だったシアターねこを再び開くチャリティシアターが開幕し。

起こることに対し、じゃあ私達はいま、これから何が出来るかを考え続けていくことが必要だと思います。
それは公演だし、観劇だし、僕の場合だと情報サイトの運営やアーカイブ資料の収集・保存や。その人その人の方法で。
人と出会って、話し、笑うこと、涙を流すこと、表現を、言葉を、想いを交わすこと。

この場所やここで出会った人たちと培った経験を、続けて来た表現の現場を、この先も繋げていくには。この地域に根ざしていくには。
シアターねこがやって来たことを、続けていく方法はあるはずです。

シアターねこが開館の間は、観劇などで足を運ぶことから!
4月は公演もほぼ無いんですが、5月からうさぎ庵、coupcompany、unit out・・と公演予定が入っています。(これでもやはり少ないんですけど)
今月のシアターねこ新聞も、シアターねこが行ってきた中間支援や場所のこと、文化を支えることに寄せた良い記事達だと思うので是非に。
これまでのシアターねこ新聞も、下記リンクから読むことが出来ます。


また、場所を閉じることも、場所を開くことと同様に何かと入り用になるかと思うので、シアターねこへの寄付の窓口についても書いておきます。


小さなことを積み重ね続けることだと思います。
出来ることから!地域の文化について考えて、実践して行ってほしいと想います。
よろしくお願いします!!

2024/3/31
松山市の小劇場、シアターねこを訪ねて

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