日々のこと 2024/3/21:→2022年9月、教えて但東
日々のこと、日々の記録。
日々、いろんなことが起きては過ぎていくので、
日記、無いし月記だったり、残しておきたいと思いつつ書けてなかったんだけど、書いておきたいと思い。
時々出来たらと思うので、お付き合い(っていうのも変だけど)頂けたらと思います。
昨日は、オンラインの読書会に参加していて、
その後の交流会で以前参加した豊岡演劇祭の話になったので、
その時のこと。
兵庫県豊岡市、山間部の広いエリアで行われている演劇祭に2022年9月参加してきました。
たくさん面白いことはあったんだけど、
昨日話題にしたのは、こちらの企画『おしえて但東』。
地域に長い期間滞在し、フィールドワーク・リサーチとクリエーションを行う菊地もなみさん"HANAICHI"がこれから滞在し、出会っていく地域との初めましての挨拶のようなトークイベント。
この頃には僕自身、芸術と行われる土地が繋がることに関心を持っていて、これも演劇祭で訪れた地域のことを知れる機会になるかもしれないと思い向かいました。
地域に出会うのって長い時間がかかることで(もちろん不意に出会えることもあるんだけど)滞在期間一週間だととても短く。
そして出会えるきっかけは人や場所、その土地のキーパーソン的なものとの出会いが大きいので、向かうことで地域の一端は見られるかもしれないと思い。
先ほども書きましたが、開催された但東エリアに長くある大石家住宅をベースに、地域とアーティストがこれから出会う、初めましてのようなトークイベント。トークゲストも、その建物や地域と縁の深い方々。
これ、面白かったのが、演劇祭に来ただろうお客さんがほとんど0に近いくらい居なくて、でも地域に住み、この建物を知っていた人たちは結構多くのお客さんが居て。
地域の演劇祭、と、地域、にここまで剥離があるんだな、と。
演劇界隈では話題の演劇祭でもあったので、このイベントに限らず訪れた場所各所の盛り上がりも含めて。そういえばやってるねえ、とか、私達には関係ない(とは言わないまでも)のところは多かったように思います。逆に、移住者は関心のある人が多かったです。(この辺りは文化格差の話になってきたり、話題はつきないですが)
でも、このトークイベントに来られていたお客さんはずっと通勤でこの前を通って気になっていただったり、中には50年前にここで遊んでいました、って当時の子どもたちも居て。
50年前にここの子どもたちでした、って凄いこと。半世紀越えて再訪する場所ってなかなか無いですよ。
演劇祭とは別の、関心の高さはこの場所や地域、またそれを選んだこの企画の豊かさのように想いました。
トークのラストは、HANAICHIさんが別の地域で滞在制作した時に作った短い唄で締めくくり。あれから1年半、リサーチはどう進んでるんだろう。
なんでこの話になったかって言うと、地域文化や街の衰退ってのをここ何年もで感じていて(どこかの地域に限った話ではなく、もっと広い話)、その中でも面白いものを見つけて、伝えていこうと思っているんだけど、その少なくない数が都市の隙間にあるもののように思っていて。
続いていくことの難しさと同時に、それでも人や場所、文化の力強さを感じる今日この頃。決して楽観視はしないんだけど、可能性は観ることが出来る。
豊岡演劇祭のことは、一緒に演劇祭に向かった劇団UZとの振り返りのイベントを実施していて、下記のYoutubeで見ることができます。
イベントアーカイブだったり記録に残すこと大事。
Twitterにも書いてた。観劇リストやツリーの先に演劇祭自体に参加した雑感も。
っと、記事の練習も兼ねて過去の振り返り。時々書いていきたいですね。
よろしくお願いします。
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